• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

記事の内容はわかるが、このロイター記事のニュース価値をどう評価すべきかわからない。
工作など、対日本に限っても、米中露、だけでなく、北朝鮮や韓国すらやってるといわれる。たしかな証拠をもってそれが明らかにされることはほとんどないが、まあ、日本のふつうの常識人はそのとおりだと思っているだろう。

記事の内容について、別に新味はないし、多少の誇張はあるのかもしれないが、おおかたその通りだろうと日本のふつうの常識人はおもうだろう。とくに一帯一路について、中共の少なくとも褒められたものではないやりかたは広く常識人の理解しているところだ。孫崎さんは「→これって日本の報道にそっくりじゃないか」とさもなにか意味ありげに書いているが、正しい報道が世界中同じになるのは当たり前で、もし中共等で報道されていないなら、そのほうがよほどニュースだ。

ロイター記事の意味について考えるなら、その記事自体がTikTok問題に関連したひとつの情報工作だということだろう。だとしても解釈は多々ありうるが、反トランプ工作と考えるとわりあい腑に落ちる。

まあ、記事に関係なく、「トランプ次期大統領」の意味については、ここのヒトビトはよく考えたほうがいいとおもう。イスラエルにどう接するか、中共にどう接するか、など。わたしは時々そういう書き込みをしているが、ウクライナ問題ばかりに気を取られたヒトビトは、ほとんど考えようとしないみたいだね。

なお、ウクライナ問題は、露の工作に踊らされて米露関係と考えるヒトビトが多いが、19世紀後半くらいからの歴史を知るだけでも、根本的に欧州の問題なのだということがわかる。米国は第二次世界大戦参戦の経緯をみても、欧州にかかわり高くないと考える層がもともと一定いるが、いまのウクライナ戦争は、東欧が米国をひきこみたがっている面も強い。しかし、米国が本当にどうなるかわからないとなると、やはりフランスが出てくる。ただし、フランスはドイツを敵にはできない。こうしたことの一部は、いままでここに書いてきた。
No.11
8ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ロイター、独占スクープ、「トランプ大統領(当時)、中国に対する CIA の秘密影響力作戦を開始した」 極秘作戦を直接知る元米当局者らによると 、 就任から 2 年経ち、トランプ大統領は、中国の世論を自国政府に反抗させることを目的とした中国のソーシャルメディア上での秘密作戦を開始する権限を中央情報局に与えた。 3 人の元当局者がロイターに語ったところによると、 CIA は偽のインターネット ID を利用して習近平政府に関する 否定的な話を広める一方で、海外の報道機関に 中傷的な情報を漏洩するための小規模な工作員チームを結成したという。この取り組みは 2019 年に始まったが、これまで報告されていなかった。 過去 10 年間、中国は発展途上国と軍事協定、貿易協定、ビジネスパートナーシップを締結し、世界的な拠点を急速に拡大してきた。 CIAチームは、 共産党員が不正に得た金を海外に隠しているという疑惑 を宣伝し 、発展途上国のインフラプロジェ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。