p_fさん のコメント
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箱根に素敵な美術館がある。成川美術館だ。日本画を展示している。総長 50 mにも及ぶ一面ガラス張りの窓からは、箱根・芦ノ湖の大パノラマを見渡すことができる。ここには 堀文子氏(( 1918 年 - 2019 年)の作品が約100点あるという。 堀文子氏 は自然の中にある命や花鳥を作品のモチーフとし、「花の画家」と呼ばれた。 私はこの画家の絵が好きで、知人が手術で入院したときに『文子画文集 命といふもの』(小学館、二〇〇七年)を贈り、大変に喜ばれたことがある。 シンの強い生き方をした人で、心に残る寿葉を発している。 ・「群れない、慣れない、頼らない」 ・「闘わず屈服せず」 ・「同じものは描かない」 ・大抵は若い時にちやほやされて、ダメにされるんです。自分を堕落させるのもよくするのも自分なんだ。 安全な道はなるべく通らない。不安な道や未知の道を通っていくとか、獣道を選ぶとか。大通りはつまらないと思っている人間で、それがいまで
<齢80を超してから、青い芥子を求めてヒマラヤを登った画家―「旅はひとり。事前に調べもしない、“行ってから驚く”体験主義者です」>
大変共感を覚える。私も長らく同様のやり方で旅していたが、それで名所に行きそびれたり、名所見物も「猫に小判」に終わったりはした。それにしても、80過ぎての「ヒマラヤ遠征」は凄い。
検索で出てきた「トスカーナの花野」を見る。昔、旅先で出会ったイタリア人が「トスカーナとか、いいですよ」と言っていたのを思い出した。行ってみたいが、80前でもヒマラヤでなくとも、もうこの先行くことはないだろう。
> それが番組後半になるとトーンが変わった。
「後半」のご主張も全くその通りなのだろうと思う。「何をするか、わからなくなった」国家には大衆の「相当な勇気と智慧」でも太刀打ちは無理だ。国家の暴力装置―軍隊/警察―による実力行使には抗いようがない。しかし、だったら軍隊/警察が「狂った権力者」の言うことを聞かなければ済む話でないか。昔観た映画「解放者―シモン・ボリバル」の終盤、部隊を率いた反逆者と対峙する場面で、ボリバルは背後の兵士らに向かって「この者を捕えよ!」と叫ぶが何も起こらず、反逆者は「もう、貴方の命令に従う者は誰もいない」とほくそ笑むのだった。
一方、ロシアRTでは「致命的なモスクワ テロ攻撃」が大々的に報じられている。ロゴマークの緑も灰色になってしまった。ゼレンスキーの側近、ポドリャクは逸早く「ウクライナはこの紛争でテロ行為には頼らない」と発したが、誰が信じるのか。ハンガリーのオルバン首相は「恐ろしいことが起きた。これでウクライナ紛争の激化は必至だろう」と言っていたはずだが、今その記事は見当たらない。米国政府も犠牲者への哀悼/ロシアへの同情コメントを出しているが、冷酷な代理戦争を仕掛けた この張本人には、歯が浮くような偽善しか感じられない。差し詰めヒラリ―あたりは、「我々は見た、聞いた、ロシアは罰せられた!」などと口角泡を飛ばしているのでないか。
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