箱根に素敵な美術館がある。成川美術館だ。日本画を展示している。総長50mにも及ぶ一面ガラス張りの窓からは、箱根・芦ノ湖の大パノラマを見渡すことができる。ここには堀文子氏((1918年- 2019年)の作品が約100点あるという。
堀文子氏は自然の中にある命や花鳥を作品のモチーフとし、「花の画家」と呼ばれた。
私はこの画家の絵が好きで、知人が手術で入院したときに『文子画文集 命といふもの』(小学館、二〇〇七年)を贈り、大変に喜ばれたことがある。
シンの強い生き方をした人で、心に残る寿葉を発している。
・「群れない、慣れない、頼らない」
・「闘わず屈服せず」
・「同じものは描かない」
・大抵は若い時にちやほやされて、ダメにされるんです。自分を堕落させるのもよくするのも自分なんだ。
安全な道はなるべく通らない。不安な道や未知の道を通っていくとか、獣道を選ぶとか。大通りはつまらないと思っている人間で、それがいまで
孫崎享のつぶやき
随想⑬2015年NHK堀文子氏:番組序盤「どんな雑草でも、自分の力で死ぬまで生きてる。それを見ることが今の私の刺激」(一転)日本危険な瀬戸際。国家権力に反抗するには相当な勇気と智慧がいります。下手すると牢獄に繋がれる。何をするか、わかりませんよ、国家が野心を持つと。」
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コメント
コメントを書く私は長年、共産趣味者というか、反体制趣味者のような思想信条を続けているので、どちらかというと体制翼賛はすることなく生きてきたと自負している。
とはいえ、サラリーマンとして長年大組織に「守られて」生きてきたことを思えば、日和見は身についており、節をまげずにこれたかと問い返せば、中途半端なカンジはいなめないなぁ、と述懐している。
とはいえ、人生をそれなりに泳いでこれたなぁ、と思う今日この頃。私の心配の種は、病気、事故くらいである。ある意味、気楽である。
ということで、実際のところ、社会や国と鋭く対峙する、ということはあまりなかったわけだが、あのコロナ騒動では、自らの生活と家族の健康を守るため、それなりに緊張感のある日々であったなぁ、と思い返している。
私はコロナ騒動を煽り、ワクチン接種を煽る立場には、一貫して立たなかった。家族には必要最低限の予防策以外は推奨せず、一切行動制限や自粛を指示しなかった。
ワクチン接種は、高齢の母も含めて一切拒否した。
コロナ禍であっても、過剰な自粛を是とせず、「人間らしい」生活を心掛けた。勿論、そのスタイルを貫いた背景には、大本営発表を鵜呑みにせず、SNSやネット情報を収集し、自分のアタマで考え、判断していきたという自負もある。その点では、大本営発表に抗い、人知れず、ネット上で有益な情報を提供していただいた多くの名もなき人々や真の専門家の方々には本当に感謝している。
逆にちょっとのことも調べない、いのちや健康に関わることすら、政府の大本営発表に委ねるB層がこの国には、なんと多いことか、と呆れ果てていた。
ともかく、私はコロナ自粛による不況や廃業、倒産、自殺増加を懸念し、加担しないように心掛けていた。勿論、単なる「心掛け」であり、なんの効果も期待できないのは自覚の上であった。
また、mRNAワクチンを我が家では誰にも打たせなかったことは、正しい判断であったと確信している。勿論、押し付けたのではく、私自身で集めた情報から、資料を作成し、家族一人一人を説得したのであった。
今、mRNAワクチンに関しては、健康被害等諸説があるのは周知のとおりであり、コロナ死亡以外の超過死亡も言われている。
https://note.com/saturn_walker/n/n8094775d554a
https://note.com/dr_pilon/n/n011753544726
https://agora-web.jp/archives/230425035332.html
少なくとも、我が家はmRNAワクチンとの関連で、健康を心配したり、いのちの危険を心配したりする必要は一切ない。これは大きなこころの安堵、平穏である。
だが、嫌でもワクチンを打たざるを得なかった方々には、何と言ったらよいか、言葉が浮かばない。
私は、大本営発表を鵜呑みにせず、情報を自分で集めて、自分のアタマで考えることが、なにより大事だと考えている。別の言い方をするなら、「群れない、慣れない、頼らない」ではなかろうか?
それこそがB層にならず、凡庸な悪に陥らないための処世術だと考えている。
日本の伝統的な政治哲学は聖徳太子の「和をもって貴しと為す」と徳川家康の「欣求浄土」に表象される絶対平和主義です。
その伝統哲学を根本から否定したのが明治維新です。その時に成立した靖国軍国主義は今も尚日本では存在し続けているのです。
一転、西欧に於いてはドイツ等の国民国家レベルではナチズムはソ連によって崩壊させられ、法的に禁じられていますが、EUレベルでは見事に復活し、プーチンはウクライナ戦争をバルバロッサと名付け対処してるのです。
パレスチナではユダヤのシオニズムがナチスと同じ行動に打って出てガザ人のジェノサイドを大衆の目の前で展開し、誰も止めることが出来ない状況です。
世界情勢が以上の通りに展開し、米帝が弱体化しているのを幸いに日本でもミリタリズムの復活の可能性は頗る大と言えましょう。
続く
>>4
続き
お隣の大国、中国ではその伝統的な哲学である孔孟の教えと仏教精神が尊重されて歴代権力は海を越えて他国を侵略し植民地にすることを戒めてきました。西欧諸国が性能豊かな帆船を操るようになっても現代にいたるまでジャンクを尊重しているはその結果なのです。
中国共産党はその伝統哲学を更に延長しマルクスをアウフヘーベンする哲学構築に取り組み始めました。我が日本もそれに負けずに聖徳太子と徳川家康を手本にして新しい政治哲学構築に取り組まねば、再び大中国にぶつかることでしょう。スピノザ流に言えば、明治維新が起こした日本の実体の必然性ということになります。
現代中国はその必然性を認識し、台風や地震の如く警戒しているのです。日本人として実に恥ずかしいことです。
>>2
やっぱり反戦は嫌だ!ですか?
日本には老若男女通じて戦争好きが多くなっているのです。CIAが一寸後押しするだけで日中戦争が始まるでしょう。
>>3
ご家族全員、mRNAワクチン接種を拒否されたのはすごいと思います。
日本のマスコミのlコロナとワクチンの嘘報道はひどかったですね。
私は幸いロバートケネデイジュニアのファンでしたからファイザーのインチキを知ってました。私の姉は孫娘が医者になったばかりでmRNAワクチンを打つのが当然だと聞いていて私の忠言を聞き入れることはありませんでした。米国ではフロリダ州やテキサス州はmRNAを承認しませんでした。そのことを日本のマスコミは報道しませんでした。
X:モスクワ郊外銃撃テロ━以下、RT記事より-
<ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ウクライナのゼレンスキー大統領のテロ攻撃に関する発言で、事件の背後にモスクワ自身がいると示唆したことを強く非難した。
ザハロワはテレグラムに「テロ攻撃をロシア自身の所為にするほど愚かな国家元首はゼレンスキー氏だけだ」と書き、ウクライナ指導者の「自分晒し」は必ずゼレンスキー氏を「破滅させる」と付け加えた。
ゼレンスキーは最新のビデオ演説で、ロシアのプーチンと「その他のクズども」が、襲撃事件の真犯人でありながら、事件の責任を他の誰かに なすり付けようとしているのは「明らか」だと主張した。 ゼレンスキーはこの主張を展開する際、明らかに2000年代初頭の陰謀論に言及し、当時ロシアが耐えていた一連のテロ攻撃は実はモスクワが仕組んだものだったと主張したようだ。しかし、そのような説を裏付ける証拠はこれまで提示されていない。>
>>10
チャイナ風邪とか中国を非難していたあなたはそのチャイナ風邪を中国に作らせたのが米国防相だったことは恐らく知らないでしょうね。
2019年10月に中国の試験管からミステイクで世間に漏れたこと、そのことをWHO,米国政府、中国政府は暗黙裡にカバーしていることをも恐らくあなたは知らないでしょうね。
ワクチンはウイルスがミステイクで漏れる前に出来上がっていたこともあなたは知らないでしょうね。ワクチン作者にとっては効き目なんかどうでもよかったこともあなたは知らないでしょうね。
>>10
>コロナ禍のなか、老人施設にあずけた母親を外泊させようと施設に無理強いをさせようとし
コイツは小学生だから、上記のような根拠なき「事実の摘示」が名誉毀損の構成要件であることを知らない。
ま、なんとかにつけるクスリなし。
>>10
>コロナ禍のなか、老人施設にあずけた母親を外泊させようと施設に無理強いをさせようとし、かなわぬなら
施設のひとの知らないところで思いっきり施設を批難するような行動
こういう発想はB層或いは凡庸な悪に陥った輩に特徴的なものであろう。物事を一面でしか見ない。主流権威筋メディアに対するリテラシーが欠如しているから、大本営発表を鵜呑みにして、事実現実(問題)を見ない。
要するに、ジブンの頭で情報を処理し、批判的に思考のシミュレーションをして、ジブンなりの見解、判断を構成する能力がない。こういう連中を私はB層或いは凡庸な悪と呼んでいる。
感染症対策により、自殺者や被害者が出ても、感染しなければそれでヨシ!みたいな本末転倒な短絡思考がこういう連中だ。
さて、以下の引用は現役医師の論考だが、主流権威筋メディアにはゼッタイ取り上げられることはないだろう。
だからこそ、主流権威筋メディアを鵜呑みにしてはいけないのだ。
さて、ともかく、先生の見解は私も常々参考にさせていただいているので、紹介したい。
-------- 以下引用 ------------
日本の国内にはまだまだ「感染症の恐怖に基づくシステム」から抜け出せない方々も多くいらっしゃいます。
それは病院・高齢者施設などで生活されている多くの高齢者の方々、障害者施設の方々などです。日本国内に何百万人をおられるこうした方々の多くは、未だに「面会制限」「外出制限」の管理下に置かれています。もうコロナが始まって4年が経ちます。4年間も家族にもほとんど会えず、買い物に行くことすら出来ない、ずっとこうした制限の中で生活を強いられてきた方々は、いつこの生活から抜け出せるかも全くわからないのが現状です。
本来、これは「移動の自由」「集会の自由」という基本的人権を毀損する、明らかな「人権侵害」です。
しかし、コロナ禍において人権は公衆衛生の大合唱の声にかき消されてしまいました。
「感染症蔓延防止!」「クラスターになったらどうするんだ!」という「感染症的正義」の前で人権は「一回置いといて」ということが世界でまかり通ってきたのです。
また、あまり知られていませんが、こうした公衆衛生の大合唱の中で、「日本人の自殺数」は2020年から激増してしまっています。
-------- 引用終り ------------
https://note.com/hiroyukimorita/n/ndbd0b6a46ea3
新型コロナ騒動では、短絡思考や一方的で一面しかみない論調のオンパレードであった。日本は、多数派が思考停止した、大本営発表を鵜呑みにするB層だから、新型コロナ騒動やmRNAワクチンの批判的総括は出来ないだろう。まことに残念な国である。