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フレデイ タンさん のコメント

「国際情勢の変化」は不可避です。中露を軸として地球が回転し始めるのです。その証拠の一つがご提供のG7のGDPがcIAの統計で非G7上位7か国のそれより圧倒的に小さくなっていることです。非G7上位7か国は今後の経済成長率に於いても明るい見通しですから10年もすればG7は過去のものになってしまうでしょう。

更にもう一つ忘れてはなりません。ドルの信認低下です。昨日、朝日が珍しくドル離れの傾向について小さい記事を出しました。中国を始めとする非G7国の中銀のみならず民間も金買に動き始めているのです。米国はこの20年ドルを増刷しながら一方で金価格を低位に封じ込めるギミックを駆使し市場をコントロールして来ましたが、維持できなくなってきたのです。

1972年にニクソン大統領はドルの金リンクを廃止し、ドルの暴落を放置しましたが、今回は金買に追い込まれ、金の暴騰は避けられないのです。パックスアメリカーナは間違いなく金暴騰で崩壊します。

日米安保条約はパックスアメリカーナの崩壊で自動的に解消されるのです。
No.2
7ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「日米安保体制を問う」①第1テーマ 世界とわが国をとりまく情勢をつかむ 1:日米安全保障関係の基本的流れ 二 つの方向性:一つは米軍基地の運用の問題、二つ目に自衛隊を米国戦略に従い利用する  ・前者は安保条約で米軍基地を「望むだけの軍隊を、望む場所に。(望む運用で)、望む期間置く権利を確保する」ダレスの意向で、今日の「日米地位協定」  世界的にも主権のなさで断トツ(比較―ドイツ、イタリア)   (注:これの改定をどうするか、地位協定だけでは米国は動かない。大元の安保条約を改定。10年経過したら破棄通知可能)  ・自衛隊を米国戦略に従って利用する  日米同盟未来のための変革と再編 2005年  この体制は「2+2(米側―国防長官と国務長官、日本側―防衛大臣と外務大臣)」   米国(共通)の戦略の為に使う   ソ連崩壊後どうするか。マクナマラは軍事から経済へ。しかし最強の軍維持。→そのために新たな敵 イラン・イラク・
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。