「日米安保体制を問う」①第1テーマ 世界とわが国をとりまく情勢をつかむ
1:日米安全保障関係の基本的流れ
つの方向性:一つは米軍基地の運用の問題、二つ目に自衛隊を米国戦略に従い利用する
 ・前者は安保条約で米軍基地を「望むだけの軍隊を、望む場所に。(望む運用で)、望む期間置く権利を確保する」ダレスの意向で、今日の「日米地位協定」
 世界的にも主権のなさで断トツ(比較―ドイツ、イタリア)
  (注:これの改定をどうするか、地位協定だけでは米国は動かない。大元の安保条約を改定。10年経過したら破棄通知可能)
 ・自衛隊を米国戦略に従って利用する
 日米同盟未来のための変革と再編 2005年
 この体制は「2+2(米側―国防長官と国務長官、日本側―防衛大臣と外務大臣)」
 米国(共通)の戦略の為に使う
  ソ連崩壊後どうするか。マクナマラは軍事から経済へ。しかし最強の軍維持。→そのために新たな敵 イラン・イラク・