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中庸左派さん のコメント

>>25

>ウクライナが現時点で優勢なのか冷静なのかなんて神のように客観的にわかる人は多分いない

事実現実を見ずに、見たいものしか見ない、そんなB層にいくつかのウクライナ戦況の事実現実を突きつける。

先ずはコレ。つい最近の記事。「ウクライナは前線崩壊の大きな危険にさらされている」

https://www.politico.eu/article/ukraine-great-risk-front-line-collapse-war-russia/

これは『POLITICO』というアメリカ帝国にあるニュースメディア。少なくともロシアメディアではない。だから、偏向に過ぎることはない、と言って良いだろう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B3

「ロシアは3月にウクライナに4000発以上の爆弾、ミサイル、シャヘド無人機を発射した」「「これは日常的な虐待であり、痛みであり、都市における日常的な損失である。 重要なインフラが破壊され、一般の住宅が毎日台無しにされている。 ウクライナが信頼できる防空システムを手に入れれば、国民の命を救い、都市の安全を取り戻すことができる」とゼレンスキーは強調した」

https://www.pravda.com.ua/eng/news/2024/04/3/7449431/

以上は『ウクラインスカ プラウダ』。ウクライナのニュースメディア。

https://en.wikipedia.org/wiki/Ukrainska_Pravda

こちらはあの『Newsweek』。シルスキーがロシアがハリコフ奪還に着手するのを牽制しているようだ。アルチェモフスク、アウディーイウカに続き、ロシアの攻勢が窺える。

「ウクライナ軍司令官はロシアに対し、ハリコフ市への新たな攻撃を開始しないよう警告した」

https://www.newsweek.com/oleksandr-syrskyi-warning-russia-kharkiv-offensive-1884966

こちらもウクライナメディア、『Kyiv Post,』。

「現時点での状況は厳しいと評価できる。敵は現在、前線全体を前進させています。私たちは攻撃的な行動から防御的な作戦の実施に移行しました」とシルスキー氏は述べた。

https://www.kyivpost.com/post/28057

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88

このようにウクライナ劣勢を伝えるロシアメディア以外の客観的報道はいくらでもある。

従って、問題は事実現実を虚心坦懐に見ようとしないB層の偏向や、メディアリテラシーや情報収集能力の欠如である。自らの無責任と愚かな偏向を棚にあげて、「客観的にわかる人は多分いない」などとゴマカシ、嘯くB層が、岩盤のような層を成し、巨大な凡庸な悪を形成している。それが言論をめぐる日本の姿だ。
No.36
1ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
悪化する戦争から抜け出す方法がない中、ゼレンスキー大統領の選択肢は悪いものか、一段と悪いものの様だ With no way out of a worsening war, Zelensky’s options look bad or worse ( WP ) ロシアが空爆を強化し、 2 年以上血なまぐさい侵略を続けてきたウクライナの戦場に再び前進する中、戦闘の終わりは見えていない。そして、 ゼレンスキー大統領が次に何をすべきかの選択肢は、戦争に勝つ方法はほとんどなくてあるのは悪い選択か、一段と悪くなるものである。 ゼレンスキー大統領は 、ウクライナは 2014 年以来ロシアが支配してきた土地を含む 全領土の返還以外の何ものも受け入れないと述べた。 しかし、戦線は昨年ほとんど変化しておらず、ロシアが現在占領している ウクライナ東部と南部の地域、国土の約 20 パーセントを軍事的に奪回する可能性はますますあり得なく( incre
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。