中庸左派さん のコメント
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韓国総選挙 1;時事通信 与党惨敗、革新野党180議席超 大統領「刷新」表明―残り任期も「ねじれ」継続・韓国総選挙 10日行われた韓国総選挙(定数300、任期4年)は11日、開票作業が終了した。 保守系与党「国民の力」が108議席、革新系最大野党「共に民主党」が175議席 で確定。与党は惨敗、最大野党は単独で過半数を大きく上回る圧勝となった。比例代表のみに候補者を立てた革新系の「祖国革新党」は12議席。革新系勢力を合わせれば180議席を超え、与党が反対する法案の迅速な処理が可能になる。 「惨敗」に凍り付く与党 野党「民意爆発」と笑顔―韓国総選挙 結果を受け、尹錫悦大統領は「国民の意思を謙虚に受け止め、国政を刷新し、経済と国民生活の安定に最善を尽くす」と表明。与党トップの韓東勲・非常対策委員長は「党を代表して国民におわびする」と述べ、辞任する意向を明らかにした。韓悳洙首相ら政府高官も一斉に辞意を示した
だから、日本側としては日韓友好重視の韓国側指導者は基本的に歓迎するべきであるし、そのような指導者が不人気であるということは残念な事態である。
その上で、日韓の歴史問題については、法的解決というより、政治的に柔軟に解決するべきである。敗戦から80年近く経つのだから、法的に加害者、被害者、被告、原告という対立はあり得ないと考える。ただ、現代を生きる両国民においても、歴史認識に関する対立はありうる。それは、政治的或いは外交的に解決するべき課題として残る。つまり、双方の友好に水を差さない仕組みを創ることが大事だ。
従軍慰安婦問題にしても、徴用工問題にしても、個人の賠償請求に関しては、基金等の仕組みを作るなどして、工夫をしながら、被害者個人を救済し、実質的に賠償に替える、という解決策は模索するべきだ。
時の経過を踏まえ、双方が妥協することで、歴史問題に関する現実的解決策は可能だし、必要である。
ところで、今回大勝利した共に民主党は、党幹部がウクライナ支援に反対する主張を繰り返してきたという。極めてまっとうだ。それに比べて、右から左までウクライナバンザイ、ガンバレウクライナという政党しか見当たらない我が国の民度の低さに慨嘆を禁じ得ない。
キシダ訪米に関する毎日社説はヒドかった。初っぱな、書き出しからして、「自由で開かれた国際秩序が揺らいでいる。その立て直しに日米がどのような役割を果たせるか。」であった。「自由で開かれた国際秩序」とはアメリカ帝国の覇権の言い換えでしかない。戦争を無理矢理させられているウクライナやパレスチナを見て、なお、アメリカ帝国の覇権維持のためにアメリカ帝国の傀儡を続けることに、微塵の疑問も懸念も感じられない。
「東アジアの安全保障環境は厳しさを増しており、日米同盟を基軸とした抑止力の強化は必要だろう。」として、自衛隊が実質的に米軍の指揮下に入ることも、むしろ歓迎を滲ませるカンジだ。
https://mainichi.jp/articles/20240412/ddm/005/070/067000c
思考回路までネオコンや戦争屋、DSにコントロールされている日本人が心底情けない。
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