• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

これ以上つきあうつもりはないのでこれで終わりにするが、
こういう場合の考え方がおまえはまったくわかってないのはわかった。

大学側が融和的に接している限りは、管理権違反の問題はおきない。
(暴行など一般社会秩序に直接関係する場合は別)。
管理権違反でなければ、そもそも違法ではない。
大学に行ってない貧しい黒人青年がキャンパス内で集会しようが、
それが大学当局の明示黙示の許可に基づいている限り違法ではない。

しかし占拠が長引いたり、大学側の卒業式などの業務を妨害したりして、
大学当局の警告にもかかわらず退去しないという段になると、
その時点から違法になる。考え方は大学でなくてもそのへんのデパートなどでも同じだ。
大学に行ってない貧しい黒人青年がキャンパス内でやれば、もちろん
違法で排除、逮捕される。

ただ、その大学に行っている学生の場合は、特権的に「学問の自由、大学の自治」で正当行為として違法性が阻却されるのでは、という反論がありうる。

そこではじめて「学問の自由、大学の自治」とはいったいなんなのかが問題になるんだよ。それについてはポポロ事件判決に尽きている。結論として学生の違法性は阻却されない。

仮に、大学の自治に学生自治会の意見を反映させるべきというような立場であっても、学問と直接関係ない政治的主張のために、キャンパスを長期間占拠し、大学行事を邪魔するというような行為が大学の自治で正当化されるのはそうとう難しいだろうな。

おまえはアタマが悪いので、こういうふうにきりわけて議論ができていない。
なので、「大学の自治」がどういう場合に問題になるのかもわからず、その結果、
のぺーと「大学の自治」で学生の行為をなにもかも正当化しようとしている。
憲法学的にいうと、矛盾衝突しあう権利を調整する原理である「公共の福祉」への配慮が、おまえの議論にはないんだよ。

いままで何度も同趣旨を言ってきたとおもうけど、くだらない偏向ブログを読む努力の半分くらいでも、ふつうの勉強に向けたらどうなの?どうせ毎日ひまなんでしょ。
No.25
6ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:米国の大学が荒れている。 2:学生側が構内に テント張り、座り込みをおこない、これに対し、大学側が警察に排除を求め、警察はテント張り、座り込みを行った学生を逮捕し、その数は 5 月 6 日現在 2,400 名に上り、学生がテント張り、座り込みを行った大学は 120 に達している。 3:同時にテント張り、座り込みを行った学生は停学、参加した大学職員は解雇されたケースが出ている。 4;その契機はガザ戦争である。ガザの保健当局は4月イスラエル軍の攻撃によるガザの死者数が計 3 万 4 千人を超えたと発表した。国連によると死者の 3 分の 1 が女性だという。その内 6 千人が母親で、 1 万 9 千人の子供が孤児になったという。イスラエルは依然軍事攻撃を拡大する姿勢を取っている。 5:こうした中、学生は大学に対し、大学は行っているイスラエル企業、ないしイスラエルの軍事に関連する企業に対する中止を要請した。米国では大学への寄付が巨額にのぼり、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。