1:米国の大学が荒れている。
2:学生側が構内にテント張り、座り込みをおこない、これに対し、大学側が警察に排除を求め、警察はテント張り、座り込みを行った学生を逮捕し、その数は5月6日現在2,400名に上り、学生がテント張り、座り込みを行った大学は 120 に達している。
3:同時にテント張り、座り込みを行った学生は停学、参加した大学職員は解雇されたケースが出ている。
4;その契機はガザ戦争である。ガザの保健当局は4月イスラエル軍の攻撃によるガザの死者数が計3万4千人を超えたと発表した。国連によると死者の3分の1が女性だという。その内6千人が母親で、1万9千人の子供が孤児になったという。イスラエルは依然軍事攻撃を拡大する姿勢を取っている。
5:こうした中、学生は大学に対し、大学は行っているイスラエル企業、ないしイスラエルの軍事に関連する企業に対する中止を要請した。米国では大学への寄付が巨額にのぼり、
孫崎享のつぶやき
120の米国大学でガザ戦争でイスラエル大量虐殺に反対し学生がテント張りや座り込み。大学当局が警官を導入し2,400名逮捕。学生はイスラエル軍に武器供与の企業、イスラエル企業への投資中止等を求める。ブラウン大学、ラトガース大等学生と合意の大学出る。妥結の模索、最良の道であろう。
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
新着記事
- 日本1人当りGDP、経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中22位(2013年11位)、、21位の韓国の下。CIAの購買力平価ベースの1人当り「真のGDP」では世界の各国・地域では51位。如何に安倍首相時代から今日まで日本経済の凋落が激しかったか。多くの日本人はだまされました。 3時間前
- 健康寿命が長い人は「脚力」「バランス力」「柔軟力」「握力」が高い。「脚力」は歩くための筋力。特に鍛えたいのは、尻や太ももといった下半身の大きな筋肉。歩く、立つ、座るなど、生活動作に大きく影響。 「バランス力」は転倒しないための筋力。ペットボトル開けられないは要注意。 1日前
- 全国高校駅伝 男子予選会、佐久長聖(長野)が優勝争いの最右翼(毎日)地区予選①大牟田2.03.25、②仙台育英2.04.00③八千代松陰5000m。平均タイム①佐久長聖13.56②仙台育英14.04③学法石川、女子神村学園(鹿児島)、仙台育英(宮城)、大阪薫英女学院の「3強」(毎日) 2日前
- 『私とスパイの物語』出版の顛末。よく出版できたと思う。ワニブックスの川本悟史氏に心から御礼申し上げます。当初の出版予定社社長より「この本は読者がつきませんよ」。つまり出版しない意思表明。困りました。この本には山上氏に夜殺害を否定する「安倍晋三元首相の殺害問題」が入っている。 3日前
- 欧州経済の終末、停滞、競争力の低下、トランプの難題。大陸は「存亡の危機」に直面。 EUがイノベーションの砂漠になっている。欧州の首都はすでに、税収が減少する中、急増する赤字の抑制に苦戦している。その結果として、極右と左派が体制を攻撃する機会を捉えて政治を急進化させている 4日前
コメント
コメントを書く>>2
言わずもがなかな、と考えていたが、「違法行為をおこなう学生」(りゃん)などと、極めて浅薄な見解が出ているので、今回の親パレスチナ学生の抗議行動に関して、一般論として、重要な論点を提起したい。
それは「大学の自治」である。この課題は、大学に通ったことのあるものなら、当然認識しているべき、理念、或いは常識であろう。
ところが、失笑にも「違法行為をおこなう学生」(りゃん)などと端から違法と決めつけているムキがある。
まぁ、幼稚な小学生なら、大学の自治など知らなくても仕方ないし、今や、自治会運動が機能している大学はどれほどあるのか、私は知らない。だから、お子さまみたいな自治のジの字も知らない学生が、日本には多いのかもしれない。
昔は某大学のキャンパスには機動隊の装甲車みたいな大型バスが横付けされて、左翼過激派学生を威嚇していた。左翼学生の拠点は、学生会館を根城にした学部自治会であった。学費闘争を先導するのは、セクトが握った学部自治会であったし、彼らの指導でストライキも行われた。ストライキだから、キャンパスは封鎖して入れなくするが、別に機動隊が投入されて粉砕されることはなかった。勿論、60年安保とか全共闘運動時代に、キャンパスに権力即ち機動隊を導入した事例は多々あったろう。学生の過激さに応じてだろうが、私自身は経験はない。
要するに、大学の自治の範囲というわけだ。機動隊の大型バスをいつもキャンパスに横付けしているのも、威嚇の域をでないわけで、学生自治会や大学キャンパスは一種の聖域というか、自治の機能する砦の内側であったように思えた。
ただし、何でもかんでも許される無法地帯ではない。あくまで、教職員や大学当局と、学生達の緊張感のある自治の場、それが大学だ。
しかし、今の時代、モノをしらないヤカラに限って、やたら大学当局や警察権力など「お上」だけを唯一の正統として、ひれ伏して、権力に逆らうものを、イホー、イホーと咎め立てするのだろう。
こういうヤカラ達を私はB層或いは凡庸な悪と呼んでいる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%95%8F%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1
孫崎先生のブログ本文では、「コロンビア大学の学長は運動が拡大しないうちに芽を摘むことを計った。」とあるが、これ自体が大学の自治との関係で考察の対象であることは言うまでもない。警察権力に頼ったことにより、私にはコロンビア大学当局は、大学の自治を放棄したようにしか見えない。
ともかく、「違法行為をおこなう学生」(りゃん)などというハナシは、学問とはなにか、真理とはなにか、人はどう生きるべきか、大学とはなにか、という本質的議論には程遠いことは間違いない。
<米国の若者がパレスチナに同情的>
米国で徴兵制度が廃止されて以降、私の個人的な受け止めですが、米国が世界中で殺戮していても、米国の若者は全く無関心で自由を謳歌して来ている。彼らには罪の意識は一切無かった。
その若者がパレスチナに同情的になっている。抗議までしている。これは画期的です。そのセンチメントがグローバルサウスの受け止めと同一なんです。米国一極覇権への米国支配層の執着は大きく制限を受けて多極覇権を受け入れざるを得なくなるだろうと私は期待してます。
ウクライナのしくじり、イスラエルのジェノサイド、そしてこれから起こる中国海島嶼戦争が引き金となって米基軸通貨が退位に追い込まれ、世界が平和になるという道筋が私には見えてます。
>>3
中東のテロ行為は侵略者に対するレジスタンスです。撤退するまでテロは続きます。
>>7
全く同感です。
>>11
>>12
>学生は大学の自治の主体ではないのだ。
バカ丸出しだ、こりゃ。オマエの「説」は古い。東大ポポロ事件の最高裁判決は当時の判決に過ぎない。
その意味で、「間違い」をトクトクと語るバカさ加減。爆笑だ。
その後、次の新たな見解を含む判決が出ている。以下は、芦部信喜氏の『憲法(第4版)』(岩波書店)からの引用だ。
-------------引用ここから------------
大学自治の担い手は、伝統的に教授その他の研究者の組織(教授会ないし評議会)と考えられてきたが、1960年代の大学紛争を契機に、学生も自治の担い手であるべきだという議論が強くなってきた。たしかに、学生をもっぱら営造物(公共のために用いる施設)の利用者として捉える考え方(東大ポポロ事件の最高裁判決の立場)は妥当でないが、教授とは地位も役割も異なるので、大学における不可欠の構成員として、「大学自治の運営について要望し、批判し、あるいは反対する権利」を有する(仙台高判昭和46⋅5⋅28判時645号55頁)ものと解する説が、妥当である。
-------------引用ここまで------------
小学生だから、芦部憲法学は知らんか?
いずれにせよ、法学の解釈について偏向や思い込みはご法度だ。判決だけでなく、通説、有力説、少数説など様々な説をしらなければならない。
オマエ、ネットをググッただけの「聞き齧り」書いたろ?古い見解を「決定版」みたいに持ち出すのは、バカ丸出しだ。判決も変わるし、学説もいろいろなのが法律の世界だ。
少なくとも、「学生も自治の担い手であるべきだという議論が強くなってきた。」と芦部先生は述べており、「妥当」と評価している。
因みに、同じようなことは、私がリンクを張り付けたWikipediaの記事にも書いてある。よく読め。
>わたしは理系だったが
小学生には理系もクソもなかろう。
>労組の専従だったようなヒト
私は労組専従ではない。捏造を書くな。謝罪して、訂正しろ。
>>11
>妥結の模索をするのも大学当局の裁量だ。
>大学側が許している限りにおいてのみ違法性阻却されていたということ
では、端から学生の違法行為と決めつけたのは誤りと認めるわけか?
答えてみろよ。
オマエ、大学の自治、知らなかったろ?その程度の低レベルのクセに、人様をボンクラとか、イホー、イホーとかなをとかの一つ覚えを言うんじゃない。
そのレベルじゃ、まだまだ、小学生を卒業できんな。
>>18
↓またまたバカ丸出し。
>中学校くらいからやりなおしたほうがいいのではないか。芦部と最高裁とどっちに権威があるのか教えてもらえるだろう。
判例を金科玉条にすることがバカ丸出しだ。
芦部先生がこたえてくれるぞ。小学生にはムズカシイカナァ?よーく、読んでね!(芦部信喜『憲法(第4版)』(岩波書店)より)
-----------引用ここから---------------
判例の拘束力をどのように解するにせよ、十分の理由がある場合には、判例の変更は可能と解されている。そのような理由として、①時の経過により事情が大きく変更した場合、②経験の教えに照らして調節が必要になった場合、③先例に誤りがある場合(先例を変更する新しい判決の論理のほうが先例よりもすぐれている場合のほか、変更される判例がそれ以後の同種の問題または関連する事項についての判決と矛盾するという場合)などが考えられる。
-----------引用ここまで---------------
それと、学説と最高裁判決を比較して判決を優越視することは素人考え。自衛隊違憲判断のように通説と判例が異なることはある。どちらを「正しい」とか、「優越」するみたいな、愚かな発想は、それこそ学問軽視だ。
オマエ、ホントにアタマ悪いな。
>>20
>たとえばテントによる占拠行為なら、大学が退去を命じた時点から違法でしょ。逮捕された学生の多くは、違法行為したから逮捕されてるんです
では、質問だ。次の点を踏まえて答えろ。
ブログ本文には「ブラウン大学、ラトガース大等学生と合意の大学出る。」とある。
オマエは「大学が退去を命じた時点から違法でしょ。」と書いたな。
この二点を踏まえると、学生のテントによる占拠自体、或いはこの行為そのものは違法ではない、ということでよいわけだな?
さぁ、答えてくれ。
その上で、オマエがいう学生の「違法行為」とは、具体的に何を指しているのだ?
>>25
>>26
どうしょもないヤツだ。
>単なるデモや集会を超えて違法行為に参加した米国学生
こう書いたのはオマエだろ。だから、私は、一方的に「違法行為」と決めつけたオマエの論拠を、丁寧に論理的に問いただしただけだ。
要するに、当初、オマエは大学の自治という常識も知らずに、テント占拠学生を一方的に違法と決めつけた。
しかも、それが何を意味するのか、という本質的問いもなしに、だ。だから、オマエは薄っぺらいのだ。
本質的問いは、学生の主張、要求に理があるかどうかだ。そこが根本だ。
しかし、この世界は理があるから、或いは正義があれば、すべて通るなどという甘い世界ではない。それが、現実だ。世界中に暴力、差別があり、正義は易々と押し潰されている。
だから、大学の自治を放棄し、管理権という口実があれば、学生は暴力的に簡単に排除できる。これも現実的な常識だ。そして、当たり前のハナシ。
ただし、親パレスチナ学生を排除することは、翻って、「黙ってシオニストを支援する者」と同じだ。同様に、一方的にテント占拠学生を「違法」と決めつけることも排除の論理だ。
つまり、オマエは大学当局のように管理権を口実にして、シオニストを支援したのと同じだ。どうだ?ジブン、薄っぺらいとは思わないか?
親パレスチナ学生に理があるのは、パレスチナ人の支持、世界中の共感、親パレスチナ学生との合意に達した大学当局を見れば明らかだ。
ということは、一方的に根拠なく学生を違法と決めつけたオマエは間違いということだ。私が縷々説明したのはそのことだけ。
オマエは薄っぺらい建前を弄して、しかも間違いを並べ立てたこと反省したら、どうだ?
>管理権違反でなければ、そもそも違法ではない。
オマエ、こんなふうに書いたな。「単なるデモや集会を超えて違法行為」。これ、テント占拠のこと指してるだろ?要するに、オマエは今回の学生達の抗議スタイル、即ちテント占拠のことを一方的に違法と決めつけたわけだ。
それで、私から問い詰められて、「管理権違反でなければ、そもそも違法ではない。」などと、シレッと若干修正してるからお笑いだ。だがな、その管理権なるものだって、大学当局の胸先三寸に過ぎない恣意的なもの、といってよい。大学により、学生要求を受け入れ合意した事例があることが、その証拠だ。
オマエがいう「管理権」なんてものは、違法性の根拠であって、根拠でない程度の中身のない薄っぺらいものだ。
テント占拠を違法と決めつけ、結果的に学生弾圧やむ無し、みたいな趣旨の発言を繰り返したオマエは、「黙ってシオニストを支援する者」ではないか?違うというなら、反論するがよい。
出来ないだろうがな。
>>25
>>26
それにしても、オマエのハナシは実に下らんな。そして、薄っぺらいな。
今度は、「公共の福祉」などとクグッて「聞き齧った」だけの生半可なワードを出してきた。
そんなこと、どーでもよい。
「公共の福祉」なんてのは、この抗議行動の現象面では、単に大学当局が振りかざす弾圧の口実に過ぎない。しかつめらしい理屈はいくらでもつけられる。逮捕なんて、公務執行妨害でも簡単に可能だ。
私が問題にしたのは、端からオマエが、学生のテント占拠行動を違法だと決めつけたことだ。
そして、それは理論的にも道義的にも間違いだ、と指摘した。
理論的には、大学の自治の範疇として大学当局と要求に関して合意の可能性がある以上、端からテント占拠を違法などと決めつけられるわけがない。
そして、道義的にはテント占拠を違法として弾圧することは、学生の「正当」な要求、即ちパレスチナ人虐殺反対と、大学によるイスラエル支援の停止を無視し、イスラエルによる大虐殺の野放しに加担することだ。だから、まさに「黙ってシオニストを支援する」行為だ。
だから、オマエは理論的にも道義的にも二重に間違えたことになる。
なにが、公共の福祉だ?なにが、管理権だ?そりゃ、大学当局の学生弾圧の口実だろーが。いちいちここでくどくど言わんでも、皆そのくらいわかっているっつーの。
オマエな、下らない、手垢がついた学生弾圧の口実をないアタマ使って捻り出すヒマがあったら、親パレスチナ学生の爪の垢煎じて、飲んだらよい。