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中庸左派さん のコメント

>>43

問題の本質は次のように集約されるだろう。

①当時、陸山会寮の土地購入資金を小沢氏が立て替えた。つまり、実質的に陸山会が小沢氏から借り入れた。
②しかし、そのことで小沢氏の政治活動に支障があることは避けなければならない。
③そこで、改めて土地購入資金相当分を銀行から融資してもらうことにした。
④そして、③の融資の事実は当該土地購入年度の収支報告書に記載した。
⑤土地購入は契約時・決済時は仮登記のみとした。
⑥翌年になり、本登記がなされて確定的な所有権移転がなされた。そして、これを翌年度の収支報告書に記載した。
⑦融資の返済は③の融資を受けるときに担保として組んだ、小沢氏の政治資金団体のお金をまとめた定期預金口座から行われた。
⑧陸山会の融資は、陸山会の口座にそのまま残った。

⑨以上を整理すると、土地購入資金を小沢氏が立て替え払いし、立て替え分を元に戻すために(政治資金を復活させるために)銀行から融資を受けた。ただし、復活した政治資金の財布(口座)は、陸山会名義であった。

小沢氏の政治活動資金の枠組みとしては、単なる資金の移し替えみたいなカンジであろう。

元の土地購入資金が小沢氏名義から、結果的に陸山会名義に変わったし、政治資金収支報告書の記載には、1年ズレがあった。

しかし、不正というよりは、単なる会計操作の範疇にしか見えない。微罪に過ぎない。当時の秘書でこの問題に関わった石川氏は、財布を、胸ポケットの右から左に移しただけ、というイメージを語ったと聞く。私も、その程度のハナシで、騒ぐようなことではないと考えている。

それを針小棒大に小沢叩きの口実に使った。まさに国策捜査。しかし、B層は真に受けたから、大成功だったのだろうな、「黒幕」にとっては。
No.44
7ヶ月前
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元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。