世界の合計特殊出生率の表。
https://www.globalnote.jp/post-3758.html

韓国とか台湾とか中共とかがどこにいて、日本と比べるとどうなのか見てみるとおもしろい。
それから、「日本で人口を維持するために必要な出生率は２・０７程度とされる」というが、２．０７程度の国々にはどういうのがあるか見てみるのも。

少子化対策にかこつけて、いろんな政策をやるのは、吟味してやれば、必ずしも悪くないとおもう。だが、そういう政策をいくらやっても、少子化は改善しないと最近はおもうようになった。根本的原因は女性の社会進出であり、女性の権利の拡大（男性との同権）であり、それ自体は悪いことではない。

それよりも、おこっている現象は少子化だけではなく、少子高齢化であり、喫緊の課題は、高齢者対策、とくに高齢者福祉をどうきりつめていくかだとおもっている。これをやらないと、財政が破綻する。いずれは（あと１０年後くらい）きりつめが必要なのが隠しようもなく明らかになるのに、ほとんど手を打たれていない。同時に外国人への生活保護や医療優遇なども抜本的見直しが必要だろうが、中心は日本人の高齢者だ。

高齢者福祉のきりつめかたは、荒っぽくいえば簡単で、医療費を現役層なみに支払ってもらう、年金受給開始年齢を遅らせる、というあたりだろう。

と同時に、わたしは日本の経済成長をあきらめるべきではないとおもっている。経済成長したぶんの何割かは、高齢者福祉にまわせばいい。この点、わたしは、中共の属国などになれば、もはや経済成長は望めないとおもっているが、くわしくは、おいおいコメントしてゆく。