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中庸左派さん のコメント

極右カルトシオニストに牛耳られたイスラエルはパレスチナ人をガザ地区とヨルダン川西岸から追い出したいのかもしれないが、問題は本当に破壊と殺戮により、それが可能なのか、ということだろう。

漠然とした目標に向けて際限のない暴力と軍事力を行使しても目標を達成できるとは限らない。現実にハマスは壊滅できていないし、イスラエルのような小さな国でいつまで経済的に或いは社会的に戦争を続けられるのか、限界はあるだろう。

いったい何のためにイスラエルは殺戮を続けるのか?明確な戦略的勝利もなく、ただ破壊と殺戮をあてもなく続けるイスラエルはさながら、「ソドム」そのものに見える。

https://original.antiwar.com/ramzy-baroud/2024/08/25/prolonging-genocide-as-a-smokescreen-on-israels-other-war-in-the-west-bank/

上記の論評記事によると、常識的な見方は以下のようなものだろう。

-------引用ここから-------

イスラエルのヨアブ・ギャラント国防相によると、ガザでの「絶対的な勝利」の約束は「意味不明な言葉」にすぎない。ギャラントのコメントは公表される予定ではなかったが、どういうわけか8月12日にイスラエルのメディアによってリークされ、公表された。

ネタニヤフ首相がガザで負け戦を続けている理由については、汚職裁判の結果を避け、過激派政権の連合を維持し、早期の選挙を回避するという首相の個人的な利益に大きく限定されている。

それでも、これらの理論のどれも、戦争を続けることの不合理さを説明するものではない。イスラエルの元首相エフード・バラクの言葉を借りれば、戦争は「イスラエル史上最悪の失敗」である。

-------引用ここまで-------

「最悪の失敗」だとしても、それでもヨルダン川西岸を侵略するために、ガザ地区での破壊と殺戮を続けて、そちらに耳目をそこに集めるつもりなのか?

「イスラエルは2024年の最初の3か月間で、約6,000平方メートルを「国有地」と宣言し、入植地建設の対象とした。イスラエルの監視団体ピース・ナウは、この決定を「過去30年間で最大のヨルダン川西岸の土地強奪」と評した。」という。

いずれにせよ、イスラエルに道理はない。
No.3
3週間前
このコメントは以下の記事についています
「イスラエルはガザ戦争、西岸での騒擾を抱えている。 どちら側も地上戦の現実に対して準備ができていないようだが、 小さなミスが致命的な結果をもたらす可能性がある 2024 年 8 月 25 日 ガーディアン紙「  Israel and Hezbollah have good reason to avoid war – but it remains possible もしイスラエルとヒズボラが全面戦争を望んでいたなら、それはずっと前に起こっていただろう。どちらの側も相手の破壊を歓迎するだろうが、今のところどちらにとっても本格的な紛争に突入する時期ではない。 日曜日の朝、イスラエルとレバノンの国境を越えた激しい敵対行為の応戦により、当事者は再びそのような戦争の瀬戸際に追い込まれたが、再び立ち止まって撤退した。  費やされた軍需品という点では、ここ数カ月で最大の戦闘となった。イスラエルは 100 機のジェット戦闘機を飛ばし、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。