中庸左派さん のコメント
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A-1 中国勢、太陽光・風力も上位独占 世界で支配力 23 年シェア調査 ( 9 月 11 日 日本経済新聞が主要な製品・サービスの 2023 年の世界シェアを調べたところ、中国勢は太陽光パネルや風力発電機の上位を独占した。 22 年に比べシェアが拡大したのは 21 品目だった。 世界の経済活動で重要な最終製品やサービスなど71品目の上位五社のシェアを調べた。 中国のシェアが三割超え品目は13.特に再エネ分野。 太陽光パネル上位誤射独占。合計シェアも59.3% 風力四社、前回二位のゴールド・ウインドが13.9%で欧州最大手ベスタスを抜く。 EV, 首位テスラ18.3%、二位 比亜迪〈 BYD 〉14.7% EV 用 リチウムウオン 電池 向け絶縁体 全て中国でシェアは6割 車載用 リチウムウオン電池 半分以上 生成 AI 勢力が存在感 文章作成 AI 米国勢96.7% が造成性米国勢 18.6% 木曽技術サービス 84.0% アフターコ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/visit/0805_ks.html
ところが、その後、2010年sengoku38を名乗る跳ねっ返り海上保安官が中国漁船衝突映像を流出させ、日本人の低レベルなナショナリズムに火をつけ、更に時の都知事石原は都有地化を公言し、その流れから突き上げられて民主党野田政権は、2012年尖閣諸島国有化という愚かな選択に流されていった。
一介の海上保安官が日中関係に致命的打撃を与えた事件であり、個人的には一連の経過については怒りを持って、易々と愚かなナショナリズムにからめ捕られた日本の政治家、世論の浅はかさを嘆いた記憶がある。
尖閣諸島国有化は、日本が「棚上げ」論を破り捨てた形だが、それでも多極化する世界の趨勢から考えるなら、2008年の日中共同声明の精神に日本側から、たちかえるべきだ。
時は流れ、今や中国は政治経済、科学技術の分野で世界に影響力を及ぼす地域大国になった。日本はその周縁国、影響圏内という地政学的ポジションであることは事実現実だ。従って、「米国の中国への圧力に屈することは日本の利益に有害」なのは、誰が考えても分かる話だ。
https://www.globaltimes.cn/page/202409/1319160.shtml
ウクライナの劣勢、イスラエルの制御不能という事実現実に加え、内政の分裂、経済の不安定という状況から、アメリカ帝国の覇権低下は紛れもない事実だ。
その意味で、世界は多極化している。
一方で、隣国である中露はBRICS、グローバルサウスのリーダーであり、科学技術だけでなく、資源希土類の分野でも世界に資源を供給する役割を担っている。だからこそ、「プーチン大統領:ロシアは非友好国の行動に応じて戦略物資の輸出を制限する可能性がある」わけである。
https://sputnikglobe.com/20240911/putin-russia-may-restrict-export-of-strategic-materials-in-response-to-unfriendly-powers-actions-1120109081.html
浅はかな嫌中嫌露の薄っぺらいナショナリズムは、確実に日本の国益を棄損する。
アメリカと同盟して中国に勝つ、みたいな発想は間違いなく時代遅れであり、国益どころか、アメリカファーストの属国政策だ。
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