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りゃんさん のコメント

最近、日米安保条約について一家言ありそうなヒトに、日米相互防衛条約のはなしをもちだしてみたら、そういう発想自体はじめて聞いたというような反応をみせられて、ああこのひとは、安保条約について本当は何も知らないんだなとおもった。まるで議論の相手にならない(そしてほかの問題でも同様な印象だ)。

石破からも、このヒトと同じにおいがする。石破のいう、米国に基地をつくって地位協定をつくったからといってなにが解決するのか。そもそも米国がそんな話を相手にするわけがない。

もちろんいろんな日米相互防衛条約が可能性としては考えられるにしても、日本の権力側が米国に持ち出したことのある相互防衛条約について知ることは(そしてそれは安保条約議論のうえで常識だ)、そこからの逆照射でなにが日米安保条約の問題なのかよく知ることにつながるし、条約の地理的範囲や、台湾防衛に日本が参加すべきかの参考にもなる。

石破の「アジア版NATO」についても、ばかばかしい。ロシアンフレンズは、NATOがロシアを攻撃してくるようなロシア側宣伝に取り憑かれているが、実際にはつねにまとまらない組織でロシアを攻撃などできない組織であることは、もうよくわかっているのではないか。ましてや、中共と(日本を含めた)アジア諸国との関係はロシアとNATO諸国との関係よりもさらに複雑であり、アジア諸国で多国間で防衛の取り決めをしてもゆるやかな連携以上のものには決してならない(やるなら各国実情にあわせた二国間協定が主ということになるだろう)。

石破内閣は短命に終わるとおもうが、自民党内の力学は自分にはわけがわからないから、予想のようなものもできない。
No.2
1ヶ月前
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A  自民党総裁選  A-         選挙結果 第一回投票               国会議員票        党員・党友票  高市           72           109  石破           46           108  小泉           75            61 決戦投票         国会議員票     都道府県票   合計  石破           189      26      215  高市           173      21      194 B  評価 ・今次選挙は劇的な過程を得ている。  先ず、選挙前半では、エマニュエル米国大使との親密な関係、メディアの大幅な好意的扱いで前半優位を平成下が、一気に失墜した。  更に、投票においては、第一回において、地方に強いと思われた石破氏に対して一票ではあったが、リードし、国会議員票では、石破46対高市
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。