• このエントリーをはてなブックマークに追加

中庸左派さん のコメント

>>2
>もちろんいろんな日米相互防衛条約が可能性としては考えられるにしても、日本の権力側が米国に持ち出したことのある相互防衛条約

「拝米」的言説をトクトクと語るアメリカ帝国のお友達は、まぁ、本質的にB層であろう。(あ、これ 一般論ね。「B層」というワードに過剰反応する自意識過剰なヒトがいると困るから、念のため付言。)

だから、この「日米相互防衛条約」について、私は何点が質問してみる。読者の方は、りゃんがどう答えるか?注目してほしい。

で、りゃん、質問だ。

①日米安保体制において、アメリカ帝国による「核の傘」は機能していると考えるか?

②オヌシの言う日米相互防衛条約において、「核の傘」=アメリカ帝国の核抑止力は機能するのか?

③①が機能するとして、日本は核武装する必要があるか?オヌシは核武装論者であったな。*②も同じ。

④オヌシの言う「日米相互防衛条約」における、日本のアメリカ帝国防衛義務は、NATO第5条と同じか?

さて、これを読んでいる方に、注意していただきたい点がある。

最大の注目ポイントはりゃんがキチンと答えるか、であることは言うまでもない。

しかし、私は質問に論理的なワナを仕掛けている。だから、それに対してりゃんがちゃんと答えるか、答えられるかは注目点である。

因みに、りゃんは都合の悪い質問には答えない対応(非論理)を、これまでさんざん繰り返している。

さて、論理的ワナについて、私見を説明する。(1)核の傘は日米同盟の存在意義に関わる論点だ。(2)核の傘が機能するなら、日米同盟に(ある意味)「問題」はない。だから、そもそも(3)「日米相互防衛条約」なるもの自体、日本にはメリットはない。日米同盟を変える必要がない。

しかるに、りゃんは常々、日本の核武装の必要性を言っている。で、ありながら、「日米相互防衛条約」なるものを語るのである。

全く論理的一貫性がない。

現状、りゃんの御託宣であるアメリカ帝国と同盟して、中国に勝つ、というなら、その前提にはアメリカ帝国による核の傘がある。しかし、りゃんは日本の核武装を唱える。

アメリカ帝国による核の傘があるのに、何故日本は核武装する必要があるか?

仮に日本が核武装したとして、では、何故、「日米相互防衛条約」(つまり日米同盟)なるものが必要なのか?

この点、りゃんの説明はない。論理的に整理できていないものと、思われる。

こういう非論理、論理一貫性の欠如を見るにつけ、りゃんの思考様式は、旧態依然たる冷戦思考、即ち自由民主主義の理想郷アメリカ帝国のお友達的メンタリティーに支配されているのではないか?と疑わざるを得ない。

りゃんは、何故か「やるなら各国実情にあわせた二国間協定が主ということになるだろう」などと言いながら、石破氏のアジア版NATOをバカバカしいと切り捨てている。「バカバカしい」という評価は同感。しかし、では、何故、「二国間協定」なら良いのか?意味不明なのである。りゃんは日米安保体制に賛成なのか?では?何故?核武装論?「二国間協定」なら、アメリカ帝国はゼッタイに助けてくれるのでは?

このようにりゃんの言っていることには論理的一貫性がない。

因みに、りゃんは次の質問にも、都合が悪いらしく、答えていない。

「オヌシは、アメリカ帝国と同盟して、中国に勝つ、と常々宣っているが、日本と中国の「利益」がぶつかる場合、「台湾から東南アジア全体」において、日本は軍事介入して中国と戦うべきだ、と言うのか?」

「オヌシは、日本の新聞やテレビが事実現実を報道していると、信じているのか?」

非論理、質問無視、これまでのりゃんのやり方は、そう評せざるを得ない。
No.6
2ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A  自民党総裁選  A-         選挙結果 第一回投票               国会議員票        党員・党友票  高市           72           109  石破           46           108  小泉           75            61 決戦投票         国会議員票     都道府県票   合計  石破           189      26      215  高市           173      21      194 B  評価 ・今次選挙は劇的な過程を得ている。  先ず、選挙前半では、エマニュエル米国大使との親密な関係、メディアの大幅な好意的扱いで前半優位を平成下が、一気に失墜した。  更に、投票においては、第一回において、地方に強いと思われた石破氏に対して一票ではあったが、リードし、国会議員票では、石破46対高市
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。