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changeさん のコメント

<政策か利権か>
今回の選挙は自民党というより日本政治の方向付けが岐路になっているのではないか。「裏金」など低次元で選挙が行われたのは日本の不幸である。

政策と利権のせめぎ合いはいつの時代もあるが、高度成長期は日本をどうするかが最初にあり利権は後追いしていたが、成長が止まると政策論議が引っ込み、利権争いが激しくなっている。

今回の自民党の抗争は、政策を掲げて戦う高市氏と利権を追求する多くの自民党員との戦いになり、自民党の結党の精神が引っ込み裏利権派が担いだ石破氏が総裁になった。

問題は、自民党支持者の多くが政策を掲げる高市氏を支持し、企業経営者も高市氏を支持していながら、「裏金」など利権に走る議員が国民と違う判断をしたところから今回の選挙結果を招いている。

自民党支持の保守系の多くが自民に投票できず、立憲、国民、保守、参政などの党に流れていったのでしょう。自民党は一党では政治をしていけず他の党の協力がなければ政策を遂行できない。どこの党にも納得できる政治が行われればポピュリズムになり国家の基盤がおかしくなる。理想と現実を峻別し、理想を見ながら現実にそくした政治を行っていく政策政治が行なわなければ日本は衰退していくばかりでしょう。
No.1
4週間前
このコメントは以下の記事についています
 ニューヨーク・タイムス紙「 日本の長期政権政党が過半数を失う 、 日本の政治はここ数年で最も不確実な時期に陥った。政治資金スキャンダル、インフレの上昇、家族を養う負担などに怒り疲れ果てた国民が、石破茂を新首相に任命してからわずか 1 か月後に同党に屈辱的な打撃を与えた。 日本の長期政権政党が過半数を失う Japan’s Long-Governing Party Loses Its Majority 日本の有権者は自由民主党を懲らしめているように見え、自由民主党が政権を維持するために連立を拡大せざるを得なくなるかどうかは不透明だ。 有権者が現状を強く拒否したため、日曜日の国会選挙で日本の与党は過半数を失い、 日本の政治はここ数年で最も不確実な時期に陥った。   1955 年以来 4 年間を除いて日本を統治してきた自由民主党は、影響力のある下院選挙で 50 議席以上を失った。 10 年以上にわたり、日本の選挙は保守的な自由民主党
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。