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りゃんさん のコメント

あまり焦点のはっきりしない調査だと感じる。31カ国の成人2万4269人ということだと、国別に均等にわりふっていたとして、一国あたり780人くらいということになる。インターネット上の調査ということになると、年齢階級別のわりふりがどうなっているかも気になる。また、日本語(コロンビア語(スペイン語というべきなのかもしれないが現地のニュアンスというものもあるだろう))の「愛されている」(コロンビアで調査につかわれた対応語)の使われ方についての分析も必要ではないか。

なにかを「明らかにする」というのなら、このあたりでも最小限と言ったところだろう。まして一国のなかで年齢階級別になにかを論じるならともかく、国別に順位をつける意味がわからない。

しかしこういう焦点のはっきりしない調査はけっこう目にする。わたしは「ロールシャッハテスト」と呼んでいる。ロールシャッハテストというのは、精神医学でもちいるテストで、意味有りげな図形をみせて、被験者に「なにに見えますか」と聞くのである。なにがわかるかというと、図形が真になんのかたちなのかではなく、被検者の心理傾向、ときには検者のほうが望む結論である。
No.7
1日前
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「日本人は恋愛・性生活に「極めて不満」 意識調査で 31 カ国中最下位」(毎日) フランスに本社を置く世論調査会社イプソスが発表した国際的な意識調査で、日本人の「恋愛や性生活」における満足度は、世界 31 カ国中最下位。最下位となるのは昨年に続き 2 度目。日本人は恋愛やパートナーとの関係性について「極めて満たされていない状態であることが明らかになった」としている。  調査は世界 31 カ国の成人 2 万 4269 人を対象にインターネット上で実施された。「恋愛や性生活」「愛されていると感じること」「パートナーや配偶者との関係」の三つの項目について、満足しているかどうかを尋ねた。  その結果、「恋愛や性生活」に満足していると答えた人の割合が、 1 位のインドとメキシコは 76 %だったのに対し、日本は 37 %で最下位だった。「愛されていると感じること」も、 1 位のコロンビアとペルーが 86 %だったのに対し、日本は 51 %にとどまり最も
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。