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フレデイ タンさん のコメント

私は米国かぶれの高校生でしたが、エジプトのナセルがスエズ運河を国有化した時はそれに感動したのを覚えてます。それ以来ずっと反イスラエルです。

ナセルの中東戦争は散々の敗北でしたが、あの時のイスラエル軍はとても強かった。イスラエル軍の優秀な兵器と高い士気がナセル軍を圧倒しました。その後、米国が中東問題に介入してきてアラビア半島に安定をもたらすどころか混乱し始めて今日に至っています。理由はただ一つ。米国の利益。分かりやすく言えば、米国資本の利益率が米国の行動の原理だからです。もっと分かりやすく言えば、米国に従う兵は全部傭兵なのです。そこには理性はゼロ。燃え盛る理念は全くない。

アサドの退位が先生がおっしゃるイスラム原理主義的大シリア解放機構をもたらしたのであれば、私の期待(アラブ合衆国の創設)に沿って事態が推移して行くかもしれません。ナセルの果たせなかった夢が実現するかもしれません。
No.3
2日前
このコメントは以下の記事についています
1:今日国際政治、特に安全保障上の最大課題は①「ウクライナ戦争」、②ハマスのイスラエル攻撃に端を発したイスラエル対アラブ諸国の戦い、台湾問題を中心とする米中の緊張である。  ②ハマスのイスラエル攻撃に端を発したイスラエル対アラブ諸国の戦いでは、パレスチナとの戦い、レバノンのヒズボラとの戦い、イエメンのフーシ―との戦いが中心である。 しかし潜在的にシリアは極めて重要な位置にある。  アサド政権は国内では弾圧を行ったが、イスラエルに対して好戦的な対応はほとんどとってこなかった。 2:こうした中でのアサド政権の崩壊である。  戦略的に重要な位置を占める動きに、安保理五カ国の、米国、中国、ロシア、英国、フランスのいずれも関与していないのである。  トルコが資金提供してはいるがこれはシリア北部にいるクルド人をけん制する動きであり、アサド政権の転覆まで目指す者ではなかったろう。 3:こうした中で 大シリア解放機構(
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。