中庸左派さん のコメント
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エマニュエル・トッドは著書『西洋の敗北』を出版。数々の刺激的、かつ正鵠を得た論点を紹介。その内の「ウクライナ戦争に関する10の驚き」、 一つ目の驚きはヨーロッパで戦争が起きたという点だ。反永久的に平和が確立したと思われていたヨーロッパ大陸、 二つ目は、敵対する大国がアメリカとロシアだったということ。これまで10年もの間、中国こそが米国によってその主な敵国として示されてきた。 三つめはウクライナの軍事的抵抗だ。 四つ目の驚きは、ロシアの経済面での抵抗力だ。 五つ目の驚きは、 「ヨーロッパの主体的な意思」の崩壊だ。 六つ目の驚きは、イギリスがやかましい反ロシア派として現れ、 NATO の側で余計なお世話を焼く国として台頭してきたことだ。 七つ目の驚きはこうした(英国のような)好戦主義は、不思議な形でスカンジナビアにも表れた。 八つ目こそが最大の驚きだ。それは圧倒的な軍事大国のアメリカに関する驚きだ。「
西洋の敗北、即ち世界を主導した、所謂、「自由民主主義」というメッキ、或いはウソが剥がれ落ちている。イデオロギー的にも、これから世界はもっと、価値観がフラットに、多様に、様々な文化や文明が尊重されることを期待したい。
だから、その時、日本は自らに問うべきではなかろうか?
日本とは何か?
日本は「西洋」ではないはずだ。いつまでも、西洋にかぶれ、名誉白人としての自画像に満足して、西洋とともに没落するのか?と。
だが、そんな問いは日本には皆無に見える。
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