フレデイ タンさん のコメント

ロシア、米国、NATOの関係がロシアと中国間の外交原則(同盟せず、対抗せず、第三国を対象にしない)に基づくように改まらない限り、ロシアとの真の意味での停戦は結ばれないのではないでしょうか。つまり、NATOの解体がウクライナ問題解決の最も大きなキーとなるのです。

米国のEU諸国やロシアとの関係がロシアと中国の関係と同じようになることを念頭にしてプーチン・ロシアは中国に次ぐ長い国境線を有するウクライナの問題に取り組んでいるのです。

この外交原則はBRICS,上海機構の原則でもあり、世界の大半の国々が受け入れているもので、国連憲章とも調和しているのです。

トランプは世界一国支配の情念を敢えて放棄してMAGAを達成したいわけですから、この際、大人しくプーチンに従うのが得策だと私は思います。
No.6
3日前
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  プーチン大統領は 18 日、トランプ米大統領との電話会談。  現在、兵員数、武器数でロシア軍は3-10倍程度の優位を持っている。  勿論、戦争継続によってロシア兵は死ぬが、ロシア経済はプラス成長を続けており、終戦しなければならない程追い込まれていない。  戦争継続になれば、ウクライナは更に失地の可能性もあり、兵員がもともと少なく、ロシア軍兵器の優位性の下、兵員の消耗が激しい。  この中ウクライナ側から見ると、① NATO が停戦後、平和維持部隊の派遣を画策している、②軍備の輸送が継続していることで終戦の意欲が本物と見ええない状況にある。特にミンスク合意についてメルケル元首相がウクライナ側に軍部を整えさせる時間稼ぎであったと発言することもあり、ロシア側の警戒心は高い。  プーチン大統領は和平への努力をするトランプ大統領に、「エネルギー目標の制限には同意する」としてトランプ大統領の面子を潰すようなことをしない
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。