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oldjapさん のコメント

孫崎氏の記事にある「弾道ミサイルは約1000キロメートル上空を飛ぶ」は大陸間弾道弾の飛翔を説明するものとしてはおおよそ正しいが、自衛隊にはそのような高度でクルーズ中のミサイルを撃ち落とす装備を持っているとはだれも言っていない。その技術は今のところ米国とロシアだけが持っているとされている。民主党の細野幹事長が言ったのは、上昇ステージにある弾道ミサイルをイージス艦搭載の防衛ミサイルで撃ち落とすということではなかったか。孫崎氏はもう少し詳細な分析をすべきであり、この記事では説得力がなく、また、「少し考察すれば、嘘が明白になる嘘をどうしてつくのか」というのは、言い過ぎではないか。
No.3
140ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日本国内では、いつのまにか、集団的自衛権に入ることが素晴らしいことのように世論の誘導が進んでいる。  5月12日、読売新聞は、次のように報じている。 「民主党の細野幹事長は12日、集団的自衛権について“米国に(弾道ミサイルで)攻撃がなされた場合に日本のミサイル防衛システムで撃ち落とすことも理屈として必要だ。党憲法調査会でこれから詰めた作業をすることになる”と述べ、憲法が禁じる集団的自衛権の行使を容認する方向で、党内の議論を進める考えを示した」。  “米国に(弾道ミサイルで)攻撃がなされた場合に日本のミサイル防衛システムで撃ち落とす”なんていうことは、絶対にありえない。  北朝鮮から米国に攻撃される時の弾道ミサイルは約1000キロメートル上空を飛ぶ。  対するにミサイル防衛で使用される迎撃用ミサイルの射程は長い場合でも100キロメートルから200キロメートルで、届かない射程でどうして撃ち落とせるのか
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。