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oldjapさん のコメント

妹の夫、高校・大学を通じての知り合いの夫人が両方共、先月食道がんと乳がんで亡くなり、私自身、ガンで胃を失い、定年になってから20年以上経っている身ですから、件の本に関しては、孫崎氏から聞いた範囲内では、感心することはなく、なぜそんな内容の本が評判になるの、と思うのみです。今の世の中、がんによる死亡は全く珍しくありません。とすると、物語の主人公はやはり死にかけている女性に対して何らかの特殊な感情を持っているケースとしか考えようがありません。しかし、男女の間の恋愛感情など、これも全く掃いて捨てるほどの存在です。また、死そのものについては、養老孟司氏は「人間は死なない、なぜならば死亡後に自分の死を確認することはできないから」という意味のことを言っています。
No.8
140ヶ月前
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amazonで見る限り、邦訳はないのかもしれない。  さしたるドラマがあるわけじゃない。一人の老人が歩き続ける。日本で売れないかもしれない。しかし、英国で爆発的に読まれている。行為自体は歩くというだけ。その積み重ねがとんでもない偉業になる。そんな所が英国人を魅了しているのであろう。  この本は定年になっている一人の男がある日一通の手紙をえる。20年くらい前に一緒に働いていた女性からだ。 この女性クイニ―は癌でもうすぐ死ぬという。 主人公ハロルド・フライの住まいは英国の南の端、クイニ―はスコットランドの国境の修道院に付属している収容所にいる。約500マイル離れている。 ハロルドは慰問の手紙を書き、それをポストに入れにいくために自宅をでる。 そして突然、手紙だけでは不十分と思う。このクイニ―を見舞いにスコットランド国境近くまで歩いて見舞いにいくことを決心する。何の準備もせずに歩
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。