tsutomizuさん のコメント
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はじめに
皆さんは、どのような手段で日々のニュースや情報を得ているだろうか。
朝、起きて新聞に目を通す。仕事から戻った夜、テレビの報道番組を観る。最近では、インターネットのニュースサイトを情報源にしている人も増えている。
新聞やテレビの報道では、しばしばその「客観性」が問題となる。選挙前の番組などですべての政党の意見を紹介するのは、「客観報道」を意識してのことだ。ただし、大手メディアが常に客観的であるとは限らない。世論を誘導しようとする恣意的な報道も少なくないのが実態だ。
そもそも、たくさんの出来事の中から何をニュースとして取り上げるかは、新聞社やテレビ局の判断である。メディアが取り上げない出来事を私たちが知る機会はほとんどない。また、どのような報道がなされるかによって、同じニュースへの見方が全く違ってくることもある。
私が本書をまとめたのは、読者が日ごろ接しているニュースに
共生型の社会が良いのか、競争型の社会が良いのかは、国民が決めることであり、どちらが良いとか、悪いとかは言えるものではありませんが、理念なく、信念なしに、時、場所によってころころ変わってしまっては、国民はどちらの方向で生活設計をすればよいのか、途方にくれてしまいます。個別的には衣食住の安定、国家的には経済、食料の安定的供給、領土を守る基本的な憲法理念に従って、国家がどういう方向に行くかを明確にしなければ、不必要な心配を国民に与え続けるのではないかと、懸念しています。アベノミクスによって、給与が増えればよいのですが、今まで企業が260兆円溜め込み、投資家にも従業員にも還元しなかったように、偏った富の配分が起きないようにしてほしい。同じことをすれば、どうしようもない貧困層を増やし続け、社会不安が起きかねない。
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