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tsutomizuさん のコメント

現在の自民党の自衛隊など軍事化に対する思想的コンセンサスが、どのような構成になっているか分からない。だが、戦争体験者,准戦争体験者が減少する方向にあっては、当然のことながら、国粋的方向に傾き、戦争を正当化し、欧米によって仕組まれた経済封鎖によって引き起こされたものという正当化理由がまかり通ることになる。物事は、一方的理由などなく、前か後ろかは別にして、資源確保を求めた他国への侵略もあり、他国に大きな迷惑をかけた加害者の面も否定できない。どちらが良いとか悪いとか言うことでなく、話し合いの外交交渉が破綻すれば、条件の悪いほうが、攻撃行動に移らざるを得なくなり、戦争に突入することがありえるのです。この選択的非常事態に、戦争の悪夢が、体験的に、理性的に考えられれば戦争を回避する道が開けるのですが、言葉に酔い、感情的行動に移りやすい民族は、戦争に突入していくのです。このことが、思想的に確立した国民が多ければこの国も大丈夫なのですが、マスコミなどによって洗脳される国民が多いと、また、歴史を繰り返すことになりかねない。多くの人が「少年H」見て、自分で考えてほしいのですが、一人の人間が、描き出した漫画の世界だけを、唯一絶対化した世界と勘違いすると人にとっては、自他を超越した複眼的世界を直視することは、苦痛な時間になりかねない。其処に今のやんだ日本があるのではないか。
No.1
137ヶ月前
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見なければ見なければと思いつつ、なかなか時間がなかった。やっと日曜日みに行けた.  多くの人は、戦争と言う一時代を描いたもの、風化する歴史を示すものととらえるかもしれないが、それ以上のメッセージを込めて映画化されたものと思う。 公式の説明を見てみよう。 「昭和初期神戸、洋服の仕立て屋を営み、柔軟な考えを持ち、家族を温かく見守る父盛夫と、大きな愛で家族を包む敏子。そんな二人のもと、好奇心旺盛に育った少年 H 肇、そして妹、幸せに暮らしていた4人だったが、 H 一家の周りでも、近所のうどん屋の兄ちゃんが政治犯で逮捕したり、徐々に不穏な空気が漂うようになる。   やがて戦争がはじまり、軍事統制が始まり、おかしいことをおかしいと自由に発言しづらくなっていく中、盛夫は周囲に翻弄されることなく、「おかしい」「なんで?」と聞く H にしっかりと現実を見ることを教え育てる」  「少年 H 」の原作は 1997 年刊行され
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。