haruoさん のコメント
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キールの海洋研究所が行った太平洋汚染10年間の予測図が今、世界中に拡散しつつある(「太平洋 # 放射能 汚染 10 年間予想図 #Fukushima PacificSea #Radiation 」をペイストし、 GOOGLE で検索していただければ画像が出る)
セシウム137の拡散を、当初の放出だけでシミュレーションしたものであり、最近の高濃度汚染の垂れ流しで、今後このシミュレーションよりももっと深刻なものが続出してくる。
このシミュレーションが指摘している点は、2015年3月には北米大陸西海岸すべてが高い濃度の汚染水で覆われることを示している。
こうした中で、安倍首相は汚染水問題は完全にコントロールされると世界に嘘をいった訳だ。
安倍首相は7日午前2020年夏季五輪の招致演説で、東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて「状況はコントロールされている。決して東京にダメージを
№6のkameonさんと同じ意見です。
孫崎さんは、あるテーマについて、公表された事実に基づき、意見を発信しているのに、別のことをあれこれと持ち出し、うやむやにしてしまう。いつも、その論法です。それは、単に、議論のすり替えにとどまらず、根拠薄弱、因果関係不明、ほかにも問題はたくさんあるじゃないかとして、結局は、すべてを免罪にしているのです。
戦後の日本の歴史をみても、原爆症も水俣病も、多くの人々が、何十年にわたり、毎日、毎日、苦しい思いをしながら、認定訴訟をたたかい、ようやく最高裁で認定のハードルが少し低くなっても、政府は頑として認めようとしない。
放射線障害にしても、インフルエンザの流行みたいに、すぐに症状、結果が現れるものではありません。チェルノブイリ原発事故による子ども達の健康障害について、ウクライナ政府は膨大な調査に基づき報告を発表しても、IAEAはじめ、因果関係不明として、認めていません。広範囲に、長期間に、健康障害が少しずつ、少しずつ現れてくるものだから、原発利益集団は、不都合な真実が、国民に分からないようにしておくために、逃げようとするのです。濃度が薄いとか、数値が低いとか、いう議論は、苦しんでいる多くの人たちがいる現実を見ないで、焦点をぼかし、原因をあいまいにさせて、結局、すべてを免罪させる結果を招いているだけです。
安倍首相や東電にとっては、ありがたい議論のやりかたです。
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