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のぶたろうさん のコメント

貴重な講演お疲れ様でした。「独仏の関係を東アジアに移すことが出来ないか。」。将来的に出来ない事はないと思います(というかその様に信じたい)が、先ずは指導者の資質と度量そして国民を導く指導力が重要ですね、特に日本側の。我が国首相の最近の米国での発言を聞いていると、絶望的になる。過去への深い洞察と歴史認識も無しにただ口先だけで受けを狙う薄っぺらさを感じる。「右翼の軍国主義者と呼びたいならどうぞ!」などと本人は軽いジョークのつもりでしょうが、「右翼の軍国主義者」という言葉の持つ本当の怖さを知らない無知で軽薄、未熟な無責任青年の軽いノリで「ネトウヨの軍事オタクと呼びたいならどうぞ」と言っている様に聞こえる。恐らく若いころから常に自分の意に沿う裕福な取り巻きに囲まれ日の当たる華やかな場で過ごし、例えば、図書館の片隅でこっそりと戦争記録の写真集や被害者の証言集(最近見かけないが昔はあった)等を見て何かを感じる様な事なしに育ったようだ。トップの人間がこれだから国民も「そうだっ、文句あるか」と思ってしまう。これで関係が上手くいくはずもない。そう、これからは構想を出す人間と、それを促進する政治家を国民が育てねばならない。かなり遠い道ですね。
No.3
136ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
27 日欧州連合代表部でパネルディスカッションを行ったが、その際、私は東アジアの安全には EU の歴史を学ぶ必要があると指摘した。私の『不愉快な現実』の該当部分。 *************************************** 今日、「独仏が戦争するか」と問えば、皆、「それはない」と答える。  しかし独仏は第一次世界大戦と第二次大戦を戦った。それなのに何故、今、独仏は戦争しないのか。  日本は今、中国との間に尖閣諸島という対立がある。将来武力紛争の可能性がある。どう戦略を立てるかが問われている。 その時に「独仏は、今何故、戦争しないのか」を問うことは、我が国に極めて重要である。 第一次世界大戦と第二次大戦は莫大な死者を出した。この被害を繰り返さないという決意が、欧州に新しい流れを作った。  先ず、第一次大戦と第二次大戦の犠牲者はどれ位だったのだろうか。 第一次大戦の被害―直接
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。