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tsutomizuさん のコメント

中国から伝わってきた仏教は、形而上の仏心ー妄心の中間に形而下の実存意識ー阿頼耶識があり、全一的綜観的見方を説いている。心が心を見ることをせず、心は心としてあれ、すなわち主客を対立させてはいけないと説いているのです。
仏教の話としてではなく、私たちの日常の生活のあり方を説いているともいえます。
日本人の多くは、仏教を心の支えにして生きてきたはずです。中国、韓国からの文化を吸収してきたのです。
夏目漱石は、文章の背後に仏教の思想が色濃くにじんでおり、私も、若いとき読んだ感慨と現在では、大きく異なってきます。
今の若い人たちも、孫埼さんが言っておられることの背後に日本伝統の仏教思想が息づいているのを見ていただきたい。
No.1
136ヶ月前
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  今小説に挑戦している。仮題は『小説外務省ー尖閣諸島問題ー』である。 意識的に、小説の書き方を学んだことはない。慌てて、『吾輩はねこである』を手にした。ひょっとして手本になるかもしれないと思った。 そこでおもいがけず、次の記述に会った。 「(苦沙弥先生と落雲館の生徒とのいざこざに関する哲学者先生の言葉として)  中学の生徒なんか構う価値があるものか。なに妨害になる。だって談判して    も、喧嘩をしてもその妨害はとれんのじゃないか。僕はそういう点になると西洋人より昔しの日本人の方が余程えらいと思う。西洋人のやり方は積極的積極的といって近頃大分流行るが、あれはおおいなる欠点を持っているよ。第一積極的といったって際限がない話しだ。いつまで積極的にやり通したって、満足という城とか完全という境にいけるものじゃない。向に檜があるだろう。あれが目障りになるから取り払う。とその向うの下宿屋が邪魔に
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。