風太くんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
私は『戦後史の正体』で「日本の政治家で対米自主を主張する首相はほとんどが短命に終わる、引きずり降ろし方には様々なものがあるが、しばしば特捜部が重要な役割を演ずる、特捜部は歴史的に言えば占領体制下、隠匿物資を摘発するため、 GHQ に奉仕する組織として出発した」と書いた。
特捜部の一番の問題は何か。
それは巨悪があるから動くのではない。
政治権力の一部として反対勢力を潰すために動くことである。
米国ニューヨークタイムス東京支局長は次のように書いた。
「2009年夏の政権交代前からこれまで、日本では、小沢一郎さんに対して、人格攻撃ともいうべきひどい報道が、ずっと繰り返されてきた。
・小沢さんは、逮捕も起訴もされていない。それなのに、「小沢はこんな悪い人間だ」「あんな悪いことをやった」などと。有罪が確定であるかのように報道されていたし、今なおその影響は大きい。
ただその結果完全に体制側に完全に都合のよくない状態にはなっていなかったので、まだマスコミには反対意見発信者として重宝されてきただけの話でしょう。
それはマスコミにとって一応反対の方も載せていますよと言うアリバイ作りに利用できるという意味でね。
でもそれもいつまで続くのかはわかりません。
あまりアホノミクスと批判していると、いずれは消えていく運命でしょう。
私はその人物の発信する内容がすべて正しくないとダメだというのもよろしくないと思います。
例えば浜さんは政治音痴かもしれませんが、経済政策的にはかなりまともな学者さんです。
しかもこの時期にこういう発言をし続けるのは勇気のいることで、その点だけ評価していて、少しでも国民に正しい情報がいくのならばそれでいいのではとも思っています。
本来すべてにわたって正しい立場を取り続ける人を期待するのではなく、われわれ国民の側が、数多ある発信者(情報)の中から取捨選択して真実を見抜いていくのが、民主主義国家の市民としての当たり前の姿です。
主体的に情報を吟味できなければ近代民主国家で生き抜く市民としては失格なのです。
そしてこの様な場合、悪意のある人物のみ排除していけば済むだけなのです。
すべてに排除の烙印を押してしまっては、最後は誰もいなくなりますからね。
勿論先ほども述べたように、悪意のある人物は別で、こちらは警戒心をもってあたらないとならないと思います。
Post