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tsutomizuさん のコメント

日本を民主主義国家と見ると分からなくなる。体裁だけは民主主義といっても、独立国でありながら自主性のない米国に隷属した官僚国家(巨大な村社会)と見るべきでしょう。
米国ジャパンハンドラーの意に従って官僚がシナリオを描くと、政府、司法、財界、報道機関が一斉に動き、国民の考え方を同じ方向に仕向ける。国民の大多数は難しいことは良くわからないし、理解する時間もないので、政府にお任せする人が、特別な政府の失政がない限り、60~70%を占める。一方向に流されやすく、非常に危険な状況が惹起される。まだ、米国の意志に従っていれば救われるが、政府にナショナリズム的傾向が強い人が多いと、近隣諸国とも摩擦が多くなり、いつかきた道を辿りかねない。日本では、何故、議論を避け、馴れ合いの「和」に向かってしまうのでしょうか。体制にはメリットがあるが、時代に対応した変革が遅れてしまう。
No.4
136ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私は『戦後史の正体』で「日本の政治家で対米自主を主張する首相はほとんどが短命に終わる、引きずり降ろし方には様々なものがあるが、しばしば特捜部が重要な役割を演ずる、特捜部は歴史的に言えば占領体制下、隠匿物資を摘発するため、 GHQ に奉仕する組織として出発した」と書いた。  特捜部の一番の問題は何か。  それは巨悪があるから動くのではない。  政治権力の一部として反対勢力を潰すために動くことである。  米国ニューヨークタイムス東京支局長は次のように書いた。  「2009年夏の政権交代前からこれまで、日本では、小沢一郎さんに対して、人格攻撃ともいうべきひどい報道が、ずっと繰り返されてきた。 ・小沢さんは、逮捕も起訴もされていない。それなのに、「小沢はこんな悪い人間だ」「あんな悪いことをやった」などと。有罪が確定であるかのように報道されていたし、今なおその影響は大きい。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。