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oldjapさん のコメント

>>1
敵基地攻撃というのは何のことかな?戦争で攻撃する対象として、敵基地が含まれるのは当たり前。これはたぶんpreemptive strikeのことではないかと推察する。史上、最も有名なpreemptive strikeのひとつは日本海軍による真珠湾攻撃であった。すなわち、先手必勝論のようなもの。明らかに相手が攻撃を仕掛けようとしているという推定の下に行われる。もし「北朝鮮が他国に戦争を挑むことはない」と仮定するならば、理論的に言って、敵基地攻撃(たぶんpreemptive strikeのこと?)は不要であり、実施されることはないでしょう。また、もし仮に日米が北朝鮮に対して攻撃をした場合、中国が黙っているわけがないし、米国は中国と戦う意図はないと推定されるので、その点からも、あり得ないシナリオです。敵基地攻撃論が愚策であるかどうかという技術論は、鳩山さんのようにOperations Researchの学問をした人に任せましょう。素人がプラス10とかマイナス10とか足し算、引き算をして解ったつもりになるのは、危険であり、笑止です。敵基地攻撃論はあくまで日米の防衛の専門家の机上論であり、そういう議論は彼ら専門家の商売ですから、そういう議論をすることがけしからんというなら、自衛隊を潰すしかないでしょう。しかし、戦争は大嫌いな人間でも、国のお飾りの一種で自衛隊を持つことに賛成ならば、彼らの理論的研究に蓋をすることは不可能でしょう。
No.5
136ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  集団的自衛権と並んで、敵基地攻撃論が出て来た。  小野寺防衛相は4日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、他国からのミサイル攻撃に対抗して基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」について、今後、日米両国で協議する考えで一致したことを明らかにした。  日本を危機に入れる、こんな愚策はない。  今日、北朝鮮は中距離弾道ミサイル、ノドンを200発から300発保持していると言われる。これは射程距離で数が多いこと、かつ山中に保管されていることからその破壊が困難である。従って敵基地攻撃で排除することはありえない。 したがって、敵基地攻撃でミサイルを破壊するとすれば、米国向けの長距離弾道ミサイル・テポドンを攻撃することとなる。テポドンは液体燃料で、注入の準備が衛星で把握されるので、事前の攻撃で破壊することは可能である。 米国に向かう危険があるなら、米国が破壊すればよい。何故これに日本が参画しなけ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。