集団的自衛権と並んで、敵基地攻撃論が出て来た。
小野寺防衛相は4日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、他国からのミサイル攻撃に対抗して基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」について、今後、日米両国で協議する考えで一致したことを明らかにした。
日本を危機に入れる、こんな愚策はない。
今日、北朝鮮は中距離弾道ミサイル、ノドンを200発から300発保持していると言われる。これは射程距離で数が多いこと、かつ山中に保管されていることからその破壊が困難である。従って敵基地攻撃で排除することはありえない。
したがって、敵基地攻撃でミサイルを破壊するとすれば、米国向けの長距離弾道ミサイル・テポドンを攻撃することとなる。テポドンは液体燃料で、注入の準備が衛星で把握されるので、事前の攻撃で破壊することは可能である。
米国に向かう危険があるなら、米国が破壊すればよい。何故これに日本が参画しなけ
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敵基地攻撃能力、日米協議で一致…防衛相
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20131004-140795/news/20131004-OYT1T01419.htm?from=blist
>小野寺氏は、「米国だけで(敵基地攻撃が)難しいのであれば、日本にどういう能力が必要なのか。(敵基地を攻撃する)装備が必要かどうかも含めて慎重に検討する」と語った。
まあもともと、日本国内に米国の国土防衛のためのレーダー基地を置かせているだけでも、いかに日本が対北朝鮮で危険な状態に国民を置いているのかがわかるのだけど、小野寺大臣はさらに踏み込んで日本自らが北朝鮮の基地を攻撃することを検討する旨を語っているわけで、いったいどこの国の防衛大臣なのかと疑問に感じる。
もしそんな事態になったら、間違いなく北朝鮮は山岳部の秘密のトンネル内に隠していると言われる数百発のノドンミサイルを日本に一斉に打ち込んでくるわけで、日本はどう逆立ちしてもそれを防ぎきることは不可能。
それが日本の全土を破壊して、原発も破壊されてしまえば、日本はもうその時点で再起不能状態になる。
本当にバカ丸出しの愚かな愚策です。
Oldjapさんへ あなたの議論こそ、現実をみない空理空論です。
北朝鮮を対象にした議論ですが、北朝鮮のミサイル配備の現状をみれば、孫崎さんの愚策論は当然の内容です。
それを、素人は口出すな、専門家にまかせろ。日本は飛来してくるミサイルなどを撃ち落とすという「盾」の行動を分担することになっている等々。あなたの意図はどこか、は別にして、結局は現状追認、現体制の擁護です。
現在のいろんな動きに対し、孫崎さんは、真の愛国の立場から、日本と日本国民の安全としあわせを願う立場から、警鐘を鳴らしているのに、何だかんだと足を引っ張り、現状肯定に導くのが、Oldjapさんお決まりの論理展開です。
>>9
残念ながらharuoさんの投稿を読んで、私の議論のどこが空理空論なのか、具体的な指摘がないので理解できません。私の投稿のどこに「素人は口出すな、専門家にまかせろ」と書いてありますか。書いてありませんよ。「孫崎さんは、真の愛国の立場から、日本と日本国民の安全としあわせを願う立場から、警鐘を鳴らしている」と仰られるが、私はそれを批判しているのではありません。「素人がプラス10とかマイナス10とか足し算、引き算をして解ったつもりになるのは、危険であり、笑止です」と言ったのは、「プラス10とかマイナス10」と言う孫崎氏の議論に10という数値が何を意味しているか説明が全く欠けている点を指摘したのです。何か10%ですか、10点という成績ですか、10円ですか、10トンですか。「警鐘を鳴らしているのに、何だかんだと足を引っ張」るとクレームしていますが、何も内容が無い警鐘では無意味だと言っているだけです。孫崎氏が日本の将来について心配することは良いことでしょう。私も少し心配します。でも、完璧な国家なんて存在しませんよ。私は総理大臣を無能だと言う前に、自分がまず無能でないか反省してみなさいと言いたいです。まるでお小遣いをくれないお母さんを罵っている駄々っ子みたいに見えるので、批判しているだけです。
>>12
今、議論されている敵基地攻撃論は、現在の北朝鮮のミサイル基地を対象にしたものです。戦争一般論の議論ではありません。
それを、「敵基地攻撃というのは何のことかな?戦争で攻撃する対象として、敵基地が含まれるのは当たり前。…すなわち、先手必勝論のようなもの。」「敵基地攻撃論が愚策であるかどうかという技術論は、…任せましょう。素人がプラス10とかマイナス10とか足し算、引き算をして解ったつもりになるのは、危険であり、笑止です。敵基地攻撃論はあくまで日米の防衛の専門家の机上論であり、そういう議論は彼ら専門家の商売です」というOldjapさん。
これは、端的に「素人は口出すな、専門家にまかせろ」ということになります。
「孫崎氏の議論に10という数値が何を意味しているか説明が全く欠けている点を指摘したのです」というOldjapさん。
これは、日本にとってプラス(=安全)は何もなく、マイナス(=危険)を被るだけ、ということをわかりやすくするために「10」という数字を用いたのであり、「10」には何の単位も付していないのはそのためです。なのに、「何を意味しているか説明が全く欠けている」などというから「何だかんだと足を引っ張り、現状肯定に導くのがOldjapさん」と評価したのです。
「完璧な国家なんて存在しませんよ。私は総理大臣を無能だと言う前に、自分がまず無能でないか反省してみなさいと言いたいです。まるでお小遣いをくれないお母さんを罵っている駄々っ子みたいに見えるので、批判しているだけです。」とは、現状肯定、現体制擁護Oldjapさんの面目躍如たる論理展開です!
>>13
haruoさん、あなたがおっしゃるとおり、私は「ほぼ」現状肯定、現体制擁護の立場です。その理由は、威勢よく、現政権を批判することは、自分が現政権とは違い、別な良いアイデアを持っていることを示さない限り、結局駄々っ子のわめきに過ぎないからです。現実は人が頭の中で作る理論よりは常に複雑です。早い話が、医学は様々な新薬を創りだしていますが、その薬がなぜ効果があるのか、物理化学的に理論的な説明があるもの、また、副作用の可能性を全て潰したものは皆無と言って良いでしょう。人間の社会学的、経済学的な活動に関する理論も全く同じ欠点を持っています。孫崎氏の言っている言葉のほとんどが、薬の副作用を悪しざまに訴えているに過ぎないように私には思えてうんざりするので、チクチクと刺しているだけです。私も、何を隠そう、サッカーなどのスポーツにおいては日本チームを応援することはありますが、べつに日本人が中国人や韓国人より優れているなどとは思いません。人間と人間社会はどこでも同じようなもので、地図の上に線を引いて何か各段の差があるように思うのは馬鹿げていると思います。私は妥当な条件さえ整えば、ロシア、中国、韓国、アメリカなど、どこの国民になってもいいと思っています。米国には35年以上住み、永住権もあったので、すぐにでもアメリカ市民に生れたのですが、なったして、何が良いのでしょう。韓国は生まれ故郷にも近いし、地震はないし、少し寒いけど、人情も日本人と同じようだし、韓国人になることは私自身は構わないけど、韓国も同じ人間社会、いっぱい問題点を抱えていることは当然。北京の空気の汚れはものすごいことも経験しているし。積極的に国籍を変えたい気持ちもありません。日本は老人の面倒見が上記のどの国より優れているなど、世界中の国々の中ではトップクラスにあります。だから、私は現状肯定、現体制擁護なんですよ。あなたや、孫崎氏が日本より良い国があると思うならどうぞ、国籍をうつしたら良いでしょう。でも、日本が比較的に良い国と思うならばあんまりひどい体制批判をしない方が、いいですよ。自分だけ問題が解っているふりをするのは、第一、みっともないから。
もう少し付け加えるならば、孫崎氏の活動は彼の第二、第三のこの世に生きるための身過ぎ世すぎの業であり、簡単に言えば本を書いたり、講演をして金を稼ぐ、稼業であるから、あまり邪魔はしたくありません。ただし、比較の対象として司馬遼太郎をとりあげれば、司馬は明治期に活躍した軍人や政治家に惚れ込んで(あるいはそのふりをして)、彼らの美点を創作を加えて描くことにより、本を売って稼ぎました。それが歴史家の目から見てどうかは、歴史学者に任せましょう。一方、孫崎氏はご自身がその世界に身をおいた、日本の外交畑の先輩たち[例えば吉田元首相)を痛烈に批判する内容の本を書いて稼いでいるのです。果たして孫崎は吉田以上のことができただろうかと考えてしまいます。適切な、感情を交えない批判なら結構でしょう。しかし、孫崎氏の最近の論説には、あまりにも形容詞が多いように思います。
>>14
Oldjapさんは「威勢よく、現政権を批判することは、自分が現政権とは違い、別な良いアイデアを持っていることを示さない限り、結局駄々っ子のわめきに過ぎないからです」と言う。しかし、孫崎さんの論説は、敵基地攻撃論は日本にとって、危険が大きくなるだけで、安全には何ら寄与しない。TPPは、多国籍企業の利益を、国家の上におくもので、日本国民のくらしの安全、安心を危険にさらすもの、等々。いろんな事実に基づき具体的指摘をしているのであり、Oldjapさんのように頭でひねくり回した“ためにする論”ではありません。
さらにOldjapさんは「日本より良い国があると思うならどうぞ、国籍をうつしたら良いでしょう。でも、日本が比較的に良い国と思うならばあんまりひどい体制批判をしない方が、いいですよ。自分だけ問題が解っているふりをするのは、第一、みっともないから」と言う。どれも、これもあなたの得意な論理のすり替えに過ぎません。
そのうえ「孫崎氏の活動は彼の第二、第三のこの世に生きるための身過ぎ世すぎの業」とまで言う。Oldjapさんのほかに賛同する方はどれくらいいるでしょう。私は、Oldjapさんとは真逆に孫崎さんを真の愛国者と評価しています。
頭でひねくり回した“ためにする論”とは、私の議論のどの部分がなぜそのような批評に相当するのか、具体的に説明して下さらないと、理解もできないし、反論もできません。
また、「論理のすり替え」と仰るが、別にすり替えをしているのではありません。私の思考からするとあなたの議論がら予想できる当然の帰結のひとつとして申しあげただけです。
“ためにする論”とか「論理のすり替え」と言うようなタグを使うのでなく、具体的な反論を行ってくだされば、それに対する反論でお答えできると思います。厳密にいえば、そのようなタグだけでは誉めて貰っているのかけなされているのかすら確定できません。
孫崎さんが「真の愛国者」であるか否かについては今まで申し上げたことがありません。「真の愛国者」とはどういう人なのかすら、私には解りませんので。
誤解の無いように申し上げておきますが、私は孫崎サンの人格についてとやかく言っているのではありません。
>>16
「頭でひねくり回した」というのはあなたの表現ですが、人が議論するためには当然思考が必要です。頭でひねくり回さないでできる議論は存在しません。議論にならないものとしては、感情的に他人を罵ったり、あなたを心から愛するなんていう言葉が例としてあげられるでしょう。そういう言葉は今の私には興味ありません。
Oldjapさんは「日本より良い国があると思うならどうぞ、国籍をうつしたら良いでしょう。でも、日本が比較的に良い国と思うならばあんまりひどい体制批判をしない方が、いいですよ。自分だけ問題が解っているふりをするのは、第一、みっともないから」と言う。これは、具体的事実に基づき政府の議論を批判していることに対し向けられた言葉です。Oldjapさんは、具体的反証をあげて反論するのではなく、突然「国籍をうつしたら良いでしょう」などと言うのは、論理のすりかえ、端的に言えば支離滅裂です。そのような議論のことを「頭でひねくり回した“ためにする論”」と表現したものです。