oldjapさん のコメント
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私は何故人々が安倍首相を支持し続けるのか、理解できない。
本来なら、厳しく糾弾されるはずの発言や行動がみられる。
何故許されるのであろうか。
幾つか見てみよう。彼の発言、それらの問題点を簡単にみてみたい。
1:原発関連
・汚染水問題
「安倍首相は2020年夏季五輪の招致演説で、東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて「状況はコントロールされている。決して東京にダメージを与えることを許さない」と強調した。その後の質疑で国際オリンピック委員会委員から根拠を問われ、「汚染水の影響は原発の港湾内の0・3平方キロメートル範囲内で、完全にブロックされている」と説明。」
誰もが「「状況はコントロールされている」ということが嘘であることがわかる。
・小泉元首相の脱原発に対する発言
「安倍首相「原発ゼロ約束は無責任」 小泉元首相を批判。1年間で4兆円近い国の富が海外に出ていっている。首相
<小泉氏のよくある錯覚>
小泉氏は「福島第一の事故で原発が高くつくことが分かった」と言っているが、これは錯覚である。原発事故の処理費用はすでに発生したサンクコストなので、今後の原発のコストにそのまま乗せてはいけないのだ。
建設コストは確率1で発生するが、事故のリスクは今後、1000年に1度クラスの地震が来て同じように津波で浸水し、同じように全電源が失われる事故が起こるかどうかという確率的な期待値だから、確率で割り引く必要がある。
原発事故のコストを最大限に見積もって10兆円とし、同じ規模の地震が今後1000年に1度起こるとすると、そのリスクは10兆円÷1000=100億円/年。これを原発の年間発電量(250TWh=2500億kWh)で割ると、0.04円/kWh。100年に1度としても0 .4円で、コスト推計の誤差の範囲内である。
一方で、除染がなぜ必要なのか、いったい福島第一で起きたことでだれが何人死んだり、難病にかかったりしたか、それと同じ根本原因(地震と津波)で原発に関係なく2万人が死に、また無数の人々が家と職場を失ったことと、原発の影響との正当な比較が行われておらず、津波で巨大な堤防が破壊されたこと、2万人の死亡については全く反省論がないことは、不思議である。一方では、東電と行政府の原発事故に対応する責任論は非常に盛んである。そのアンバランスを指摘しても、論理的な説明は返ってこない。
原発と巨大堤防の二つはいずれも技術が未熟だったために自然の力で破壊されたといってよい。すべての科学技術はよく知られている世に失敗と改善の過程を経て進歩するものである。科学技術を理解しない者だけが、一回の失敗で自然の力にひれ伏すが、彼ら自身、科学技術の恩恵を受けていることを忘れている。科学技術は人間が好奇心を失わない限り、いくら抵抗勢力があっても進歩を続けるだろう。
小泉氏は単なる道化者、まあ、よく言ってもアジテーションだけが得意な典型的な小粒の政治家である。世界的の政治家の仲間には入れない。安部氏は世界に影響を及ぼしている点では、もしかすると世界史の小さな挿話として残るかも。
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