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tsutomizuさん のコメント

日本側サイドに立てば、孫崎さんのご投稿どおり、中国の事前説明が欠けているといえる。
問題は、中国サイドに立って日本の動きがどのように映っているかである。尖閣問題を発端として、日本全体に中国脅威論が80%を超えている。中国脅威論を国民に強く植え付け、米国との結びつきを一気に強固な体制にしようと、日本国民の意志は全く省みないような日本版NSC,特定秘密法の法律化が、今日にでも成立しようとしています。推測ですが、このような日本の急激な動きに対して、中国が防空識別権の設置を一方的に発表したともいえる。
問題は、中国とのあいだに話し合い解決のルートがなく、また、安倍総理自身が対中国と対立し直接会話が出来なくては中国との関係は緊張関係が深まるばかり、米国依存が極度に強まるのでしょう。オバマ大統領は中国と話し合いの出来る環境にあり、最後は米国に巨額な交渉金を要求されるのでしょう。
No.1
131ヶ月前
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  1:事実関係 (1)中国側動き  中国国防省は23日、沖縄県の尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含む東シナ海に「防空識別圏(ADIZ)」を設定したと発表した。  防空識別圏は各国が不審機の接近時に緊急発進(スクランブル)を実施する基準として、領空とは別に設定する空域。中国国防省の報道官は「中国の自衛権行使に必要な措置。特定の国に向けたものではなく、関連する空域における飛行の自由には影響しない」と主張した。一方で、同日から新たな識別圏のパトロールを開始したと述べた(24日CNN)。  中国側説明 「 1950 年代に米国とカナダが他国に先駆けて防空識別圏を設定、 20 数カ国・地域が後に続いた。防空識別圏は通常、海に面した国や地域が海空の防衛・安全保障上設定する特定区域で、実質的には早期警戒区域であり、国際空域の正常な航行と通過の自由への影響はなく、他国への脅威にはならない。  識別圏には
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。