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NakaBBさん のコメント

いつも思ったことを自由に書き込んでしまってすみません。決してふざけている訳ではないのでご容赦ください。

アメリカって合理的で、なにもかもがちゃんとしているように見えるけど、本当は大事なものが何もない荒れ地なんだろうなと思います。表面は合理的だけど、社会の基底にあるものはぜんぜん理にかなってなくって、見方によっては歴史の重みも風土の香りもない巨大な空洞なような世界です。そんなお化けのような国が世界で唯一の超大国で、悲しくも戦争で負けてしまった僕たちは彼らに従属していきている。長い歴史と豊かな風土を持つ僕ら、そこで育まれた共同体の意識をまだもっている僕ら。でも自暴自棄を起こして人間魚雷まで考案してすべてを失った僕らは、その長い歴史の重さから切り離されて、まるで嘘のような真昼の民主主義の今を生きている。

僕は少し前の孫崎先生の言葉にすごく感銘を受けた。

「世界のグローバル化が進んだ現在、伝統的文化価値から一掃し権利を契約に基づく経済秩序で世界を統治するのか、世界中の人々が地域の伝統を守り八紘為宇として協和共存の道を歩むかあらためて問い直す時がくると思います。」

二者択一って言う訳ではないだろうけど、多分心の深い部分でどちらかを選ばないといけないと僕も思う。僕らは、自分たちの核となるものが見つかれば、それを中心にして自己組織化していける能力を持っている。その復元力は基本的にはすべての生命が持つものだと思う。でもその前にグローバリズムが、近代合理主義がいかなるものであるか、その本質を知る必要があると思う。僕はよくわからないからこのブログでいろいろ勉強している。
No.2
132ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
    TPP 参加によって、日本社会は米国型に転嫁していく。  その中で最も懸念されるのは医療関係だ。 ISD 条項(投資家対国家の紛争解決)は投資企業が相手国法律などで予想された利益がえられなかった場合訴えることが出来る制度であるが、これで高額医療、高額薬価が国民健康保険の対象にならざるをえず、資金に限りがあるので実質国民健康保険は実質破綻するか、対象の大幅縮小が起こらざるをえない。 結果として個人が私的医療保険に入らざるをえず、これに入れない層が多く発生する。 米国社会を見てみよう。 12月9日ギャラップ社は「費用負担への配慮でが米国人の30%を治療断念( Costs Still Keep 30% of Americans From Getting Treatment )」とのタイトルで世論調査を発表した。 1:過去12か月において、貴方ないし貴方の家族が費用への配慮から治療を
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。