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oldjapさん のコメント

「つまりアメリカは 集団的自衛権で 自衛隊を米軍の傭兵として使いたいという思惑があるんです」とは孫崎さんの情勢分析でそれが正しいかどうか、米国の問い合わせた場合、米国がその意図はないと否定しても、その主張は取り下げないおつもりかどうかに、興味があります。
もし21世紀の今の段階で、米国が自衛隊を米軍の傭兵として使いたいという思惑があるとした場合、その矛先にある敵国はどこだろうか。(A)北朝鮮、(B)中国、(C)その他という候補を考えた場合、(B)中国との衝突は米国としては極力避けると思われ、可能性は低いように思う。(C)その他の中にロシアは入らないと思う。とすれば、(C)は日本から遠く離れた地球の裏側での局地戦かと思うが、自衛隊がその様な地域で米国の傭兵として戦うことは、米国にとって戦略上得るものはほとんどゼロである(米国が自分の立場を文明国連合と見せかけるための道具としての自衛隊の利用以外には)と思うので、ほとんど採るに足らない。残るは(A)北朝鮮だけであり、これは日本としても北朝鮮のミサイル到達範囲に入り、ほっておけないので、傭兵と言うよりは、自主的な防衛活動となるだろう。しかし、北朝鮮の暴発は様々な観点(例えば長期戦の実行力が皆無)から起こり得ないように思う。さすれば、米国との軍事協力は費用対効果的に最も望ましい。いっぽう、いくら日本の右翼が妄想を逞しくしても、現実的に日本の軍事力は限定的(軍事産業がほとんどゼロ、武器の主要なものは全て他国が開発したもの)であることからして、第二次大戦までの日本のような自前の戦争遂行力は全くない。自衛隊は防災と米軍との軍事協力だけのものと断定してよい。
No.2
131ヶ月前
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モーニング・バード内にある「玉川ソーケン」は12月31日、生激論スペシャル!「そもそも 日本はアメリカとの関係を今のまま続けていいのか?」を放映。 日米関係をまず4段階に分ける。 第一段階 「日本を戦争をさせない国にする」 戦後~1950年代 第二段階 「日本をアメリカの軍事基地に」1950年代~1980年代半ば 第三段階 「米軍の費用の一部を日本負担に」1080年代半ば~ 現在まで 第四段階 「自衛隊を米軍の傭兵として使いたい」 第一段階 「日本を戦争をさせない国にする」 戦後~1950年代ではポツダム宣言などで日本の軍備を解除させたが、米国は日本に経済力をつけさせないことで、軍事国家にならないことを意図。 対日賠償委員会のポーレー団長が訪日しているが、彼が「日本経済の最低限度を維持するに必要でないすべてのものを日本から取り除く方針」だとし、さらに 「最低限度とは日本が侵略した諸国の
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。