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tsutomizuさん のコメント

ドイツと異なり、沖縄は、日本本土より大きく離れている。
根本的に不幸なことは、敗戦後も続いた朝鮮戦争であり、ベトナム戦争などのアジア地域の地域戦争が続いたことである。
基地を戦略的に見た場合、沖縄の位置は、欠かせない存在であり、実に返還されたのが1972年であり、日本国土と言っても日本という意識が本土の我々に低く、悪い表現で言えば、差別化しているといえる。沖縄の問題を本土のことと考える思考が欠如しているのです。
我々本土の人間が根本的に考えなければならないことは、沖縄の産業をどのように興し、どのように所得を増やし、民度を上げるか腐心しなければならないのです。ところが、政府の考えることは、道路、建設物に巨大なお金を費やす見かけを立派にする施策しか実施していないのです。極端にいえば、沖縄の民度を上げず、見掛けの充実に巨大なお金を費やしているのです。このようにお金で沖縄人の心を買おうとしても沖縄人は納得するわけがありません。
沖縄が、米国より、本土政府のエゴで、犠牲的役割を何時までも負わせられなければならないのか。今力ずくで辺野古移転しても根本的解決になるのではなく、沖縄の人々の心を蝕んでいくことに、心をめぐらせられなければ、同じ人間として情けない。
No.2
131ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日本の多くの人々は、普天間米軍基地の「最低でも県外」(実際には国内での受け入れは困難なので、実質国外移転を意味する)は日米関係を損なうので、実施できないと思っている。 したがって、沖縄には申し訳ないが、もし普天間米軍基地の移転は沖縄内で、つまり辺野古移転しかないと思っている。 この考えに基づき、安倍政権は沖縄の自民党議員に圧力をかけ、沖縄知事に圧力をかけ、辺野古移転を認めさせた。金で強引に認めさせた。 そうでなければ、普天間にとどまるしか方がないとの論を展開した。 この考えは本当に他に選択肢がないのであろうか。 実は、全く違う選択肢を示してくれるのが、ドイツと米国の(米軍)地位協定ボン補足協定1993年改定にある。 本間浩著「ドイツ駐留 NATO 軍地位補足協定に関する若干の考察 ――在日米軍地位協定をめぐる諸問題を考えるための手がかりとして――」(外国の立法 221 ( 2004.8) がある
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。