• このエントリーをはてなブックマークに追加

oldjapさん のコメント

孫崎氏をはじめとする原発反対の人々の根本的な誤りは:
太陽光、風力、地熱などのrecyclable(再生可能)発電などは現代の人類社会が必要とするエネルギー量(時間当たりのエネルギー量)に対して、最も野心的な計画でも、50%程度であり、現状では10%に達していない。現代の科学を基礎とする限り、どんなに少なく見積もっても50%は従来型の化石(石炭、石油)燃焼発熱、またはウラン鉱石などの核分裂発熱による発電に頼らざるを得ない。化石発電、原発は共に鉱石の残存量が有限である点が基本的な問題ではあるものの、近未来まで人類社会の需要を賄う上での最も確実な方法である。その重要な一部であり、今後さらに世界的に技術的な進歩が見込まれ、核融合まで進化し得ると思われる原発を日本だけが放棄するのは馬鹿げた思想である。先進国中、ドイツだけが原発放棄を唱えているが、かの国は先年、人種の純潔という馬鹿げた思想に取り付かれてユダヤ人を撲滅しようと図ったという経歴を持つ(全国民が一致してユダヤ人を迫害したという事実を忘れ、ヒトラーという個人にその過ちをおっかぶせて、さも良い子ぶっていることは恥ずかしくはないのか)国民であり、複眼視のできない国民から成る国家であることを忘れてはならない。地震・津波に対しても抵抗力を持つ設備を運転し、燃焼済み燃料の処理に対する技術を開発して、安価で、確実な電力エネルギーを得ることこそ、文明国としての日本が進むべき道である。
No.3
132ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私は最近、週刊ポストで天木直人氏と対談した。 彼はイラク戦争当時、自衛隊のイラク戦争に反対した。それで外務省と対立し、 2003 年 『さらば外務省! 私は小泉首相と売国官僚を許さない』を講談社から出した。 数年前か、週刊金曜日で天木氏と対談したが、彼はその時、「外務省を辞めてから外務省 OB や現役と話したことはない。同期と地下鉄のプラットホームであっても、目をそらす」と話していた。 私の場合も、外務省現役は「嫌な奴」と思っていると思う。これだけ現在の外交政策を批判しているから当然と思う。 外務省の姿勢を明確に批判している OB は私と天木氏に加えて、 TPP 問題で、谷口誠氏、原発で村田光平氏で、この両名とは現在も時々意見交換をする。特に村田光平氏は原発で、さまざまな嫌がらせ、マイナスを跳ね返し頑張られていられる姿には敬意を表したい。 昨日夕方、家内と一緒に地下鉄に乗ると、ある外務省 OB と目があっ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。