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oldjapさん のコメント

>>1
「この米国と日本の対応の差はきわめて大きい。このまま選挙なしに、愚かな政権が維持されるとなると、世界的な国家観が欠落し、孤立化の道を突き進んでいくのでしょう」と心配しておられるが、基本的にあなたが間違っているのは、日本が絶対的に信頼すること、味方と思える国があると夢想することである。そんな都合のよい、頼れる国なんて存在するわけがない。もともと孤立しているのです。だからと言って、めそめそしたり、絶望することはない。それぞれの国は独自の道を進むしかない。個人でも然り。独りで、堂々と、思うままに生きれば良い。誉めて貰ったり、尊敬されたりする必要もない。友だちは、適度の競争相手と思い、決して頼ってはならない。独りで生き、独りで死んでゆくだけ。国家も同じである。日本は米国に近寄っているが、それはあくまでも一定の範囲内で、便宜的に協力しているに過ぎない。絶対にこちらの思う通りに助けてくれるなんて言う、甘い考えは金輪際持ってはならない。互いの利害が一致する範囲内で、互いに利用し合うだけである。そのような(孤独の、言わば真の意味の独立独歩の)意識を持つ事が出来ない人間は、国際関係を論じる資格がないものと反省すべきである。いい加減に甘ったれは止めて欲しい。
No.3
132ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
昨年オバマ大統領がシリアへの軍事攻撃の是非を議会の決定に委ねたことは今後の軍事行動の際、同様の措置が必要となるのではないかと推測されたが、今その流れの法案の準備がなされている。 先ず日本との関係を見てみたい。  日本が周辺国と武力衝突した時の米国軍事行動はどうなるであろうか。  安保条約第5条は次のとおり明記する。 「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対す る武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」  米国の法的約束は「自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処 するように行動する」ことである。  「憲法に従い行動をとる」ことを約束した。  米国の交戦権は憲法上どうなっているか。 「第 8 条[連邦議会の立法権限]の第 11 項]で「戦争を宣言し、船舶
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。