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tsutomizuさん のコメント

沖縄得に名護市民は、沖縄基地偏重依存と基地地位協定の不平等な条約に怒りをぶつけて勝利しました。国、県の包囲網と札束攻勢にもかかわらず、一致団結したことは、特筆すべきであり、国民主権は、このようにして勝ち取るのだという見本になりました。
一方、本土、東京の取り組みは、国民主権を取り戻そうという執念が全く感じられない。東京の一番大きな問題は、基地にしろ、原発にしろ他人事として捕らえている人が極めて多いといえる。
自分に直接降りかかる問題、例えば、都内に原発を設置するとしたらものすごい反対運動が起きるでしょう。しかし、原発被害について、東京から離れていれば、東京に直接的な被害が及ばないと考える人が多い。安全神話をいまだ信じて、経済的利益を優先させてしまう。
沖縄の人たちの必死さが、細川陣営、宇都宮陣営に欠落し、一本化が進まなかった。原発より、己の理念のほうを優先させたのである。都民の6割が原発のテーマを賛成しており、原発を取り上げるのは失敗でなかったといえる。しかし、当初から孫崎さんも懸念しておられたとおり、一本化が進まず、都民も己の理念に基づき投票すると、原発意識が増せば増すほど、細川、宇都宮分散化傾向がますことになりかねない。
No.1
131ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。