• このエントリーをはてなブックマークに追加

matusiroさん のコメント

日本奴隷国家論、非常に共感します。「永遠の0」で描く、零戦操縦士(旧軍人)の復権・評価、と日米同盟をバックにした自衛隊の「再評価」が鮮明につながります。
いづれにしろ、明治維新以降、日本の近現代史が、脱亜入欧、富国強兵を国是とする帝国主義国家(侵略国家)であり、同じ帝国主義国家アメリカに敗れ、その従属国になった流れからして、戦後、日本が生殺与奪の権を奪われた”奴隷国家”に成り下がったわけも判る気がする。本来の戦後処理では、講和によって国家主権が回復され、独立国家として保障されるべきであったのだろうが。
ただ、日本の「支配者」(軍人・官僚)が、戦前・戦後を跨いで、生き続けていると言う”現実”こそ、今再認識すべきと思う。そして、その「支配者」が、アメリカの力を背景に、国民をアメとムチでうまく統治し続けていると言う現実である。その戦前から続く被支配の構図こそ、現在においても、「脱亜入欧」「媚米侮亜」の根強い国民意識を醸成し、”お上に楯突かない”、市民的人権意識、当事者意識の欠如を齎している。なお、その土壌を巧妙に重層的に作り上げているのが、メデイアによる情報空間創作である。この深奥な国民意識を認識して、ものを考えないときっとことは進まない気がする。
No.10
132ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  日本は原発と言う危険を突き付けられた。地震のもつ脅威が示された。 そして、福島原発の現場は全く収束していない。 その中安倍首相は「汚染水は完全にコントロール」と誰がみても明らかな嘘をいい、再稼働しようとしている。 この再稼働を止めようと宇都宮氏と細川氏が東京都知事選挙にたった。 彼の発言を精査すれば原発推進に組していることがわかる桝添氏は、自分は「脱原発」としゃーしゃーという。 今日本社会は明確に2つに分離されている。 一つの分類は新聞・ TV に依存する層とソーシャルメディアで、自分で情報をとろうとする層 今一つの分類は自分で行動する層、1日細川氏の新宿アルタ前での演説に約一万人、宇都宮氏の新宿街宣では 7000 人が集まったと言われている。本来大変なニュースであるが大手マスコミは報道せずにいる、 選挙でも自分で候補者の演説を聞こうとする層としない層。前者は圧倒的に細川氏や宇都宮氏の講演
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。