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uesiさん のコメント

私は、今回は細川・宇都宮氏の一本化は難しかったと思っています。何度も行われた両氏の演説や会見をじっくり視聴してみると両者の違いがくっきりと見えてきます。それは具体的な政策というよりも彼ら自身の精神や哲学の問題であった様に思います。だからこそ、彼らは一歩も譲れなかったのだと思うのです。選挙活動最終日、雪の中の演説で彼らはとてもいい顔をしていました。自分の信念で戦い終わった充実感にあふれていました。これは大変大切な事で、私は彼らの顔を見たときに今回はこれで良かったのだと納得しました。もし、今回、不完全燃焼で一本化をしていたら、今後の二人の活動や関係する組織にわだかまりが残ったと思うのです。そして、何よりも今回の得票数を見れば分かる様に、単純に両者を一本化しただけでは勝てなかったのです。だとすると、彼ら二人に代表される票に何を加えて行けば現政権に勝てるのでしょうか?今回、投票しなかった浮動票は残念ながら頼りにならないので、私は創価学会に揺さぶりをかけるのが票数をのばす一番適切で確実な方法であると思っています。創価学会の婦人部は宇都宮、細川路線とほぼ方向が一致しています。創価学会にとっては共産党が問題なだけなので、単純にどっちを選ぶ等の二社選択では無く、うまく折り合いが付く方法を考える事が、まずは現在のパワーバランスを崩す一番有効な手段であると思っています。
No.4
130ヶ月前
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桝添氏が勝利した。  幾つか注目される。 ①    大雪で、投票率が午後7時半現在の推定投票率は34・14%と推定されるなど極めて低い。自民党・公明党という組織票を持つグループの見解が前に出た。ただし現状では投票率が上がったとしても大勢に変化はなかったであろう。 ②    自民党、公明党支持者は桝添支持に固まっていたが無党派層で見れば宇都宮・細川が上回っている ③    政策については、景気・雇用が31%、エネルギーが20%となっている。 ④    景気を重視するとした人の60%以上が桝添支持である。 エネルギー・原発重視をした人の60%は宇都宮・細川支持である。 つまり、都民が「景気を重視する」を選択したことによる。 ⑤    原発については55%が「段階的縮小」で、「即時ゼロ」が23%となっている。 これらを踏まえ、幾つかのことを考えてみたい。 マスコミは今回の選挙で、徹底して原発を争点にし
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。