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younghopeさん のコメント

ウクライナは、EUとロシアの奇妙な力の均衡関係の中で成立しており、経済はかなりな困窮状態にあったといえる。大幅
に安価に値引きした燃料代をロシアに支払っていない状態でありながら、さりとて米国、EUも大幅な経済支援を約束できる情況ではなかったといえます。このような中で、デモを煽動し、ヤヌコビッチ政権を倒さなければならなかった米国、EUと本意は何処にあったのであろうか。米国もEUもロシアも、ウクライナを救おうという意志がなかったといえます。国民の生活が極度に圧迫された中では、誰かを悪者にしたデモが勢いを増せば、加担する国民が多くなり、不幸にも、ヤヌコビッチ政権が崩壊したことによって、奇妙な均衡関係が崩れたといえます。責任はどちらにあるかといえば、経済的に殆ど破綻しているウクライナに本格的支援をせずデモでウクライナ国民を煽動した米国、EUの責任のほうが極めて重いとみていますが、少数派なのでしょう。
No.2
130ヶ月前
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クリミアは住民投票が行われ、その結果、ロシアへの編入が決められ、これに対し西側が反発することが予想される。 「クリミア問題は様々な角度から論ずることが出来る。その際重要なのは、大きな流れの中でどうとらえるかだ。 3月14日ロイターは国際政治学者イアン・ブレマー著「コラム:ウクライナ危機、一番の「敗者」は誰か」を掲載した。  その主要点をまず見たい。 ・クリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票が16日に迫っているが、結果はあらかじめ分かっている。クリミアはロシア編入に賛成し、緊張は高まる一方となるだろう。 ・もし米国の主な目的が、ウクライナで起きている暴動と大国間の緊張を最小限に抑えることだったとしたら、米国は重大なミスを重ねている。 米国は事態が最高潮に達する前に、ウクライナ政府に経済支援を実際に提供することに失敗した。ウクライナのヤヌコビッチ前大統領は、ロシアとだけ連携
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。