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younghopeさん のコメント

国家にあって右翼、左翼の存在は認められてしかるべきであるが、その究極的思想は、一国排他主義になりやすいし、思想に基づく体制破壊主義になりやすいという傾向があります。国を愛するということは大切なことであるが、他を徹底的に排するという負の体質、国粋主義に陥りやすいという体質を持っています。自民党にしろ、民主党にしろ体質の内在する矛盾といかに向き合うか、非常に難しい判断が求められています。
この傾向は、日本に特有なことではなく、今、米国のオバマ大統領のしようとしている制裁は同じことである。米国と異なる考え方をする、米国の利益を侵害ないし、認めない国は、排除するということです。早くもロシアをG8から排除したようである。排除の理論は、日本の「いじめ」、「仲間はずれにする」、「村八分」と同じことであり、何か陰湿な女性的草食的発想に思えてならない。
最大の権力者の中国習近平主席に擦り寄り、米国の制裁理解を求めたが、同意しなかった。肉食系ロシアのプーチン大統領、中国の習近平主席に足元を見られた外交戦略は、米国の衰退を如実に示しており、今後は日本の中立性が求められているのではないか。国民的支持を得やすいオバマの最大戦略が、夫人の中国観光にみられる中国接近であるとすれば、あまりにも軽く、具体的なオバマの出口戦略が見えないと、さらに米国民の不安が倍加し、理解が離れることになるのでしょう。
No.1
129ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日本社会で今、暴力への敷居が少しずつ上がってきている。  恨みであるとかの個人的動機ではなきて、政治的動機にもとずくものである。  一つは「ヘイト・スピーチ」の容認だろう。  自分と異質と感じる者に露骨な嫌悪を示し、それへの行動さへ示唆する。  そして今、この流れは政治家に徐々に向かっている。  責任ある立場の政治家が、異なった価値観を持つ政治家を「国賊」というラベルを張り、それが全く批判されない国になっている。「国賊」というラベルが容認されるなら、行動にと思う人が出るのは不思議でない。社会がこういう人の醸成を育成している。  東京都知事選挙の時に、次のツイッターをした、 「細川:「矢でも鉄砲でも持って来いと言ったら、本当に殺されそうになった。 SP に護衛され命拾い」の細川発言 TWEET したら、「 あの SP は素晴らしかった」という TWEET が来た。それらしき事があったのだろう。」(2月2
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。