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younghopeさん のコメント

貧困国からの脱皮は、低賃金を武器にした大量生産による国力アップであり、日本をはじめ中国が如実な実例として挙げられる。昨年から今年にかけて、ベトナム、カンボジア、スリランカ、ミャンマーなど南アジアの国々を観光しました。これらの国々も、自然、人情の豊かさを切り捨て、物質的な豊かさを志向し始めており、インド、北朝鮮なども加わり、今後、国力と民度がアップする国々は、数多くあります。日本は、これらの国々で生産したものがどんどん輸入され、今年になって大きく輸入の方が輸出より大きくなりました。いま日本でとられている政策は、規制業界、大企業に重点を置いた政策がとられ、金融緩和によって、量が拡大できない輸出業者のための為替政策によって、数量が増えなくとも利益が増えるシステムを確立しています。附帯効果として、株の意図的アップ政策による内部留保の資産増大化を図っています。一方、国民は、輸入物価は大幅に上がり、消費税はアップし、公共料金はアップし、年金は減額され、国民貧困化意図的政策にとって生活を厳しくされているのではないかと疑いたくなります。日本は内需を充実化しなければならないのであるが、今後発展が期待できない大企業を支援し、規制によって、意欲のある人が業界参入をできないようにしている強いもの強化政策を切り替えない限り、日本は、他国にどんどん追い抜かれていくしかないのではないか。収入が減るうえに、移民政策によってさらに貧困化が進めば国の将来が心配ではある。
No.2
131ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  米国で今、民主主義が機能しているかの議論が盛んに行われているようである。国民全体のシステムではなく、富める者、金融界その利益を追求するシステムになってしまっているとの懸念である。下記は Has democracy had its day? by Mark Mazower 、 Prospect の主要点である。   ・約一世紀前、ウイルソン大統領は「世界を民主主義のために安全にする( “safe for democracy.” )」と言って第一次大戦に参加した。しかし民主主義が正確に何を意味するかには簡単な答えがない。自己管理型国家なのか、戦争屋のためのベイルなのか。スターリンは人民民主主義を言い、ナチは反議会主義的バージョンを持っていた。 ・ギリシアのバージョンもある。 ・米国の独立宣言や憲法に民主主義の言葉はない。植民地時代のアメリカでは民主主義にほとんど遭遇しない。 ・19
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。