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oldjapさん のコメント

孫崎氏は「米国のネオコングループの唆しに乗って、一気に反ロシア政策に踏み切ったことで今日の悲劇を迎える」とかいているが、これは証明できる事実の叙述なのか、彼の推論、言わば陰謀説なのか。ネオコングループとは誰と誰か。どこかで孫崎氏は彼らのidentityを突きとめたのか。それとも、漠然とそう言うグループが存在するに違いないと思っている程度なのか。
孫崎氏のいうように「米国のネオコングループにとってはロシアとの緊張が出来ればいい。その舞台にある人々の幸せなんかは、2の次、3の次である」のが仮に真実だとして、ではそれが日本にとってどう係り合いがあるのか。日本は何をすべきか、何をすべきでないか。単に警報を発するだけなら、今に大地震と津波が来るだろうと言うのと変わりはない。地殻変動を調べる科学者同様に、ネオコングループの構成・意図を、証明できる資料を基に明らかにすることだけが意味のある仕事だ。大地震と津波が来るぞと世間を煽りたてるのは、単なる扇動家、新興宗教の類がやることだ。扇動家、新興宗教が商売であり、企業の自由は守るべきかもしれないが、彼らに踊らされることは自由の意志と思考力を持った者がすべきことではない。
No.5
128ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  4月11日付東京新聞「筆洗い」はタラス・シェフチェンコのある詩を引用した後、次を記述した。現在のウクライナ問題の本質を見極めている。 ******************************* 「こういう詩を読めば、かの国で民族主義が高揚すればするほど、帝政ロシアの圧政の下、ウクライナ語で民族の悲劇と自由への渇望をうたったその名の輝きが増す理由が分かる▼だが、彼はこんな詩も書いている。<なんのために 槍でロシア兵の肋骨を/犂き返すようなことをしたのか。種を蒔き、/血で潤し、/サーベルで均した。/畑には 何が生えてきただろう。/芽生えたのは 毒草だ。/わたしたちの自由を損なう 毒草だった>▼これらの詩を訳したシェフチェンコ研究家の藤井悦子さんは「ウクライナ人が真に自立し、解放されるためには、他民族との共存が不可欠なのだと、彼は考えたのではないでしょうか」と話す▼隣人を憎む
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。