4月11日付東京新聞「筆洗い」はタラス・シェフチェンコのある詩を引用した後、次を記述した。現在のウクライナ問題の本質を見極めている。
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「こういう詩を読めば、かの国で民族主義が高揚すればするほど、帝政ロシアの圧政の下、ウクライナ語で民族の悲劇と自由への渇望をうたったその名の輝きが増す理由が分かる▼だが、彼はこんな詩も書いている。<なんのために 槍でロシア兵の肋骨を/犂き返すようなことをしたのか。種を蒔き、/血で潤し、/サーベルで均した。/畑には 何が生えてきただろう。/芽生えたのは 毒草だ。/わたしたちの自由を損なう 毒草だった>▼これらの詩を訳したシェフチェンコ研究家の藤井悦子さんは「ウクライナ人が真に自立し、解放されるためには、他民族との共存が不可欠なのだと、彼は考えたのではないでしょうか」と話す▼隣人を憎む
コメント
コメントを書く世界各国の民族紛争の原因は、すべて米国関与による国民二分化政策によるものである。民主主義国と言っても、すべては米国のすることは正義ということの上に成り立っている。ウクライナにおいても、ロシア排他主義によるウクライナナショナリズムをあおって、ロシアより政権を転覆させたことによる紛争であり、米国ネオコンの責任が極めて重いのであるが、支援する莫大なマネーの力によるもので、米国並びにEUがロボット化しているともいえる。米国民主主義は、巨大なマネー覇権主義であり、世界各国が毒されている。一番哀れなのは、日本ではないか。米国は、国益的に中国と対峙するのは得策でなく、田中元総理に対する恨みを晴らすために、「棚上げ論」を見事に粉砕した。米国の恨みのすごさを感じずにはおれない。あの人の住んでいない島で、日本のナショナリズムをあおり、中国と対峙させていることです。簡単にしたがう政府、マスコミ、馬鹿なのであろう。企業がもっと声を上げるべきであるのに、目先の利益が重要なのでしょう。
どうぞいらっしゃいませ。おそらくオセロゲームのような部分はあるのでしょうね。誰の中でも白と黒があって、ちょうど月の満ち欠けのように、どちらかが表に出てくればどちらかが隠されてしまう。ウクライナでも親ロシア、反ロシア、どちらもあるのでしょうが、つべこべ言わずにどちらも発展すればいいのです。
「恨み」とか「憎しみ」という感情が、実はあまり理解できないのですが、怨念になって現れるくらいなのですごいものがあるのだろうと思います。恨みといえばやはりアメリカに対する恨みが一番大きいのではないかな。イスラムの人々の恨み、サブプライムで身ぐるみはがれた人間の恨み、デリバティブではめられた金融機関、小泉時代には日本の銀行や企業も随分食い荒らされましたね。食いものにされた人間はどん底に突き落とされ、食いものにして富を手に入れた人間は幸せになったのでしょうか?誰もがゲームの被害者だったのではないかと思います。今だって基本何も変わっていない。加害者的な被害者がいるならそれは努力して消していかなくちゃいけない。
そして違うものを構築しようってことなのだと思うんですよ。結構いい感じなのじゃないですか?それともアメリカの無人爆撃機なのかな?遠い道のりですが、希望を捨てずにってことだと思います。もっと奥へおはいりください。
ご指摘に全面的に賛同します。米国ネオコンの暗躍が目立ちます。シリアもリビヤもそしてウクライナも全部ネオコンが関与してます。ネオコンをリクルートしているのが「国境なき巨大資本」でしょう。IMFもウオール街もシテイも世銀も彼らの直接支配下にあるといっても過言でないでしょう。「国境なき巨大資本」にとって目障りなのは中国とロシアでしょう。いずれも国家資本主義で国境なき巨大資本に儲ける機会を与えてくれないからです。日本もプラザ合意以前は国家資本主義制度下にあって目障りな存在だったけど、その後徐々に牙を抜かれ彼らの稼ぎ場所になりつつあります。もう一つ言えるのは「国境なき巨大資本」は潤沢な裏金を保有しているがゆえに米国政府をはじめ日本政府、EU諸国政府をほぼ意のままに動かしています。
ネオコン、ネオナチ、アルカイダと言われる右系暴力集団のパトロンは「国境なき巨大資本」です。ウクライナはネオナチの支配下に陥ったというのはほぼ事実でしょう。キエフ以外の地域の人々はそれを知っているようです。更にキエフはユダヤ人の多いところと言われています。民族浄化をスローガンとするネオナチとユダヤの人々が仲良くなれるわけないですよ。従って、ウクライナがそうすんなりと「国境なき巨大資本」にとって美味しい場所になるとはとても思えません。プーチンはその辺の事情に通じているみたいで今後どうなっていくか興味深々です。
ある日突然、「日本国の公式言語は京都弁とする。京都弁以外の文書は全て無効。」そんな法律ができたら、私たちは素直に従うだろうか。京都弁なら、関東や東北の人でもかなり理解できるだろうが、ウクライナ語とロシア語となると、もっと大きく違うだろう。理解できない人もいるのではないか。
ウクライナで起きている紛争の原因は、EU加盟を望む西部地区住民の要請で、ウクライナ語を公式言語から除外する法律ができたためだという。だが、ソ連の一部だったウクライナの、東部や南部では、半数以上の人がロシア語で生活している。クリミアで行われた住民投票で、97%がウクライナから独立してロシアへの併合を望んだのはそのダメだろう。
12日の東京新聞夕刊で池上彰が、ロシアが軍事力で奪ったように書いているが、これは間違いだと思う。
孫崎氏は「米国のネオコングループの唆しに乗って、一気に反ロシア政策に踏み切ったことで今日の悲劇を迎える」とかいているが、これは証明できる事実の叙述なのか、彼の推論、言わば陰謀説なのか。ネオコングループとは誰と誰か。どこかで孫崎氏は彼らのidentityを突きとめたのか。それとも、漠然とそう言うグループが存在するに違いないと思っている程度なのか。
孫崎氏のいうように「米国のネオコングループにとってはロシアとの緊張が出来ればいい。その舞台にある人々の幸せなんかは、2の次、3の次である」のが仮に真実だとして、ではそれが日本にとってどう係り合いがあるのか。日本は何をすべきか、何をすべきでないか。単に警報を発するだけなら、今に大地震と津波が来るだろうと言うのと変わりはない。地殻変動を調べる科学者同様に、ネオコングループの構成・意図を、証明できる資料を基に明らかにすることだけが意味のある仕事だ。大地震と津波が来るぞと世間を煽りたてるのは、単なる扇動家、新興宗教の類がやることだ。扇動家、新興宗教が商売であり、企業の自由は守るべきかもしれないが、彼らに踊らされることは自由の意志と思考力を持った者がすべきことではない。
ネオコンか、新自由主義者か、例えば、NATO事務総長、アナス・フォー・ラスムセン(デンマークの政治家)のような人でしょうか?
NATOの戦雲男‘Fogh’Of War
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/natofoghof-war-.html
キエフの暫定政権はネオ・ナチを中心とするクーデターで誕生した。そのクーデターを公然と支援していたのがアメリカのビクトリア・ヌランド国務次官補やジョン・マケイン上院議員のようなネオコン、つまり親イスラエル派、言い換えるとシオニスト。「桜井ジャーナル」http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201404140001/
「ウクライナ危機とダブル・スタンダード コソボ首相に聞く」ユーゴ(セルビア)空爆は78日間(第1次湾岸戦争は42日間)に渡り、2万6,614発もの爆弾が投下された(※)。一方、ロシア軍はクリミアで威嚇射撃をのぞけば、一発の砲弾も撃っていない。http://tanakaryusaku.jp/
まえにも書いたことがありますが、冷戦後にソ連から独立した国は
それまで衛星国だった国にくらべて外交がデタラメなのです。
外交が国益と反国益の微妙な「天秤のゆれ」にあることがまったく
理解できていないのです。
その代表がグルジアとウクライナです。
独立の高揚感と国民の反ロシア感情の「気分」だけで外交をやっている。
冷静に足もとを見れば反ロシアでは国が成り立ちゆかぬことぐらい小学生
でもわかるのに。
それがわからない指導者が政治を仕切っている悲劇です。
>>6
この文章は桜井晴彦なる不可思議な人物の書いたものをコピペしたらしいが、その桜井晴彦について某氏が書いている文書を私もコピペすると、
「本書全体的にいえるヘンテコなところとして、やたらめったら人物名を出して読者を煙に巻く、というものがある。重要な人物も重要でない人物も関係なく、とにかく登場する人物数が多い。これは著者が「俺はこんなにいろんな人物を知っているのだ、貴様ら平凡な読者はその人物相関関係など知るまい、貴様ら愚民読者どもは俺様の意見を拝聴すれば良いのだ、俺様は正しいのだ、俺様の書くとことは絶対なのだ」という思想を持って書いているようなニュアンスに読み取れます」となります。どうやら桜井某は陰謀説が大好きで、それで飯を食っている人物のようですね。孫崎氏もその活動は似ています。