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フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生の見解に賛同します。

それにしても田中裁判長の文章は法文としてはやはり詭弁だと思います。その詭弁で国民に集団的自衛権を認めさせるやり方は「棚上げ合意はない」「尖閣諸島の日本固有の領土」という嘘を国民に飲ませるやりかたと同じなんですね。恐ろしい国です。

問題は米国が「テロ国家」に成り下がっていることだと思います。イラク、アフガニスタン、パキスタンに戦争を一方的に仕掛けました。今のウクライナなんか酷いもんじゃないですか。米国はCIAとネオコンに破壊活動を仕掛けさせアルカイダとネオナチを投入してクーデタを起こし、内乱を挑発し、米、EC正規軍の投入を真剣に考えている。米国は「ならずもの国家」に成り下がっています。そんな国の三下を自衛隊が何で努めなくちゃならんのでしょうか。しかもですよ、財政が破綻しているというのに。シンガポールのリークアンユーさんとか中国のシューキンペイさんとかドイツのメルケルさんとかが日本を滑稽なものとして見てますが、それはそれとしても、他国人の目を気にしないのは如何なものかと思います。先日の捕鯨禁止命令に対する日本の利権屋と追随者の反応は酷かった。日本が全部奇異になって日本人が孤立した島国で「ええじゃないかええじゃにか」と戯れる状況はまさしく開高健の「パニック」の世界です。

No.3
129ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 今集団的自衛権を容認する理由として砂川事件判決での田中裁判長の補足意見を根拠とする動きがみられるが、この判決に言う、自衛権、集団的自衛権は現在自民党が使う集団的自衛権と全く異質のものである。  田中氏は、「およそ国家がその存立のために自衛権をもっていることは、一般に承認されているところである」としている。  「各人が急迫不正の侵害に対し自他の権利を防衛することは、いわゆる「権利のための戦い」であり正義の要請といい得られる。これは法秩序全体を守ることを意味する。このことは国際関係においても同様である」とし、「急迫不正の侵害」に対する自衛である。  田中裁判長の言う自衛権は、「武力攻撃がある」ことを前提としている。  「急迫不正の侵害」を前提としている。   自衛隊法は76条で「我が国に対する外部からの武力攻撃が発生した事態」と「武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。