• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

尖閣に関する米国の立場が良く分かりました。

中国は歴史、靖国、尖閣領有権では日本に絶対に譲らないと公言しています。中国を一つに纏めるためにも絶好の梃子を日本から提供されたと中国支配層は内心ほくそえんでいることでしょう。毛沢東は日本軍の侵略があったから中国共産党の革命が成立したと側近に話していたらしいのですが、中国の今の国家資本主義路線はこの尖閣騒ぎで益々強固なものになって行くでしょう。野田政権の尖閣国有化が最大の愚作であることが今後益々明らかになっていくでしょう。

中国は米国とwin-winの関係構築で大幅に前進し、EU職との関係構築を着々と進め、ロシアとの関係も良好に推移し、アフリカ諸国からも信頼され、中東問題にも噛み込み始め、米中二強体制に向けて驀進しています。日本なしでも十分やっていける体制が整いつつあります。

日本は本当にバカな外交路線を採用したものです。TPPに入り、軍備費増大で貧困化が進み、日本がメキシコみたいになっていく姿がはっきりと私の目には見えています。
No.6
129ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
TPPは24分野の交渉でスタートした。  市場アクセス(工業)、市場アクセス(繊維・衣料品)、市場アクセス(農業)、 原産地規制、貿易円滑化、SPS(衛生植物検疫)、TBT(貿易の技術的障害)、  貿易救済措置、政府調達、知的財産権、競争政策、サービス(クロスボーダー)、  サービス(電気通信)、サービス(一時入国)、サービス(金融)、サービス( e-commerce )、投資、環境、労働、制度的事項、紛争解決と様々な案件がある。  これらは日本社会に対して深刻な影響を与える。  私は、最も重要なものは紛争処理、ISD条項と思う。 平成25年5月2日参議院予算委員会公聴会での私の発言は下記で切り出した。) 「  TPP は日本の将来を決める大きな岐路です。 、今日の外交問題で最も重要な課題であると言えます。 TPP にはさまざまな問題があるが ISD 条項は国家の主権を揺るがす重大課    題です。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。