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younghopeさん のコメント

貧困に二種類ある。一つは社会的不平等による運命づけられた階級格差、他の一つは不法移民などによるものとか、競争による落伍者と分けて考える必要があるのではないか。どちらかと言えば、米国などは後者であり、イスラム社会における貧困は前者によるものではないか。一人の人間として考えるとき、あきらめのつく貧困とあきらめの付かない貧困では、大きな差が出てきます。米国はじめEU諸国が、自国の利権が確保できないときは、民族を二分化しやすい国の政府を転覆させようとして、貧困層組織に様々な支援をして、貧民層のテロ、デモなど様々な手段で政権を揺さぶるのです。階級格差の上に宗教の対立がからんでくると、複雑化に拍車がかかり、問題解決は、簡単ではない。領土だけの問題であれば、確かに放棄することも選択肢に入るが、手放すことによって米国式システムが勢力を増すということになれば、中国の力が衰退することにつながり、大きなジレンマでもあり得るのではないか。
No.3
128ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  「【北京共同】中国国営通信新華社によると、新疆ウイグル自治区の区都ウルムチ市のウルムチ駅で30日午後7時(日本時間同8時)ごろ、爆発があり、50人以上が負傷した。今回の爆発が人為的なものかどうかは明らかになっていないが、自治区を習近平国家主席が27日から30日まで初視察しており、訪問に合わせたテロの可能性がある。自治区では抑圧的な統治への不満が高まっている。  爆発後、公安車両や救急車が現場に急行、地元警察は駅周辺を一時封鎖し、近くにいた住民を避難させた。  報道によると、ウルムチ駅では列車の運行を中断。多くの負傷者が付近の 病院に搬送された」  私は、中国は新疆への政策を変え、独立をも容認する方向を打ち出すべきで あると思う。それが中国国家にもプラスである。  イスラム教は弾圧されればされるほど抵抗を強くすることを求める宗教で ある。決して弾圧で制圧することは出来ない。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。