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younghopeさん のコメント

安倍総理の内面を覗き見ることはできないので、当然の事ながら、今までの言葉と行動で判断するしかありません。
安倍総理の頭の中は、戦前にアジア諸国を侵略していった強い日本のイメージが頭に植え付けられているのでしょう。実経験なき漫画の世界で、強い日本を前提にして物事を見て考えるから、時代に逆行というより、柔軟性の欠けた硬直化したものの見方しかできないといえます。誰が考えても、これからの時代は、この太平洋を挟んで、米国と中国の均衡状態の中で外交交渉が行われると考えるのが、常識的見方なのですが、安倍総理にとっては、均衡が保たれては、日本が戦前の強い日本を復活できないと、強い危機感を抱いているとしか見えません。強い日本復活の意図なくしては、中国韓国だけでなく国際社会が反対していることがわかっていながら、あえて靖国参拝することはあり得ない。また、尖閣棚上げを継続否定することはあり得ないのです。一番厄介なことは、安倍総理だけでなく、国会議員の多くの人が同調していることです。国民の80%近くが反対しているのに、野党が特定秘密保護法に賛成したように、日本の存在感を高めようとする議員が多いことです。国際情勢、日本の敗戦国としての立場を考えて行動し、本来の外交につながれば問題ないのですが、今までの歴史的事実を直視しないで、日本独自の道を歩もうとしても、挫折することがわからないようであり、体験するしかないのでしょうか。まことに残念ですが、いつか来た道をたどる幼稚性がいつまでも抜けられません。
No.1
128ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  5 月 3 日朝日は下記の通り報じている。 「安倍首相が、現在の憲法の中でも、とりわけ変えるべきだと強くこだわる のは前文と9条だ。  憲法前文は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とうたう。首相は昨年4月の参院予算委で、自民党議員から「戦後レジームからの脱却」の意味を問われ、前文の内容をこう批判した。「自分たちの国民の安全、命を他国の人たちの善意に委ねていいか、このこと自体を疑問に思わない方がおかしい」 この台詞は、あたかも、平和的手段では自分の国を守れず、常に隙をついて武力行使があるような印象を与えるが、第2次大戦以降の国際政治の実態はこのような状況から大きく変わっている。  第二次世界大戦での人的、経済的被害と、核兵器の開発で国際社会はこれまでと、大きく変化した。 国連憲章は第二条で「すべての加盟国は、その国際紛争を平
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。